第3話 またへの応援コメント
「そして優太が描いた私の絵は今、ホキ美術館に展示されている」と、勝手に付け加えてしまいました。
優太が描く絵に、そういうイメージをしたからです。
何か本当にある、一枚の絵に秘められたエピソードと言う感じがしました。
女子高生が年下の彼氏に自分のヌードを描かせると言うのは、非現実的なようで、絵の世界ではリアルなような気がしました。
父親の呪縛から解き放たれた優太の絵は、ぐんと伸びるのでしょうね。
作者からの返信
お読みいただき、コメントありがとうございます。
ホキ美術館、検索してみましたが、大変ムーディで素敵な美術館ですね。立派な場所に展示されるイメージを持っていただき、嬉しく思います。
おっしゃる通り、のびのびと描けるようになった優太は、もっと才能を伸ばせるかもしれません。素敵なモデルも傍にいてくれますし。
第3話 またへの応援コメント
興味深く拝読させていただきました。
まず初めに、文章がものすごく巧いと感じました。
比喩表現も適切でわかりやすく、主人公の内面であったり性癖の描き方だったり、このような少し変わったあまり見ないような性癖となってしまうとどうしてもその異常性ばかりが際立ってしまったりもしますが、全くそんなこともなく読了まで一気読みでした。
官能的なシーンであってもテンポは乱れず、精緻に続く文章からは青春の瑞々しさや切なさがとてもよく伝わってきました。
素敵な読書をありがとうございます!
作者からの返信
お読みいただき、お褒めのコメントありがとうございます。
文章や比喩等、細かいところに目を留めていただき嬉しく思います。
青春の瑞々しさ、とはとても的確で素敵なお言葉です。こちらこそ感謝いたします。
第3話 またへの応援コメント
拝読いたしました。
タイタニックが大好きで、何度も何度も観ていた者です。和歌で言うなら「本歌取り」のように、タイタニックのあのシーンがこの物語の下敷きになっていて、奥行きのある作品でした。絵を置いていったのは、もっと素敵な女性になりたい、彼女の心の現れでしょうか。母方について行き絵を続けられるのか、遠距離は上手くいくのか……傍から見ていたらやはり、心配なのですが、ふたりにはジャックとローズのように死後の再会ではなく、ぜひ現実で、幸せになって欲しいです。
素敵な時間をありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただき、コメントもありがとうございます。
タイタニック世代の方のご意見、うれしく思います。
おっしゃる通り、絵に相応しい、素敵な女性になりたいという願望ですね。絵が他人に発見されて、万が一テレビの取材が来てしまったとき、「こんなきれいな女性がモデルだったなんて!」なんて思ってもらえたら…という、妄想込みです。
当初はバッドエンドを予定していたのですが、書いているうちに、「この二人はきっと幸せになる」と作者的に確信しました。
第3話 またへの応援コメント
もっときれいになろう。
このシーンを平仮名で書いたことがまだ高校生、思春期という幼さと未来の自分への激励としても締めの言葉として成り立っていて感情が伝わりやすかった
また映画がキッカケという点や思春期に多く見られる自分を知ってほしい、求めてほしいという感情と相まって彼氏の初心な心と絵に描ける熱意に惹かれるギャップ萌えの恋も面白かった
ストーリーとしてはこれ以上にないくらい完成されていて無駄が無く満足する小説でした
作者からの返信
お読みいただき、コメントありがとうございます。
このお話を書いてよかった、と励みになるお言葉を頂戴でき、とても嬉しいです。
ちょっとアブノーマルな主人公の気持ちに寄り添っていただき、ストーリーを楽しんで頂けたことも嬉しいです!
また、細かい部分に目を留めていただき、ありがとうございます。
この作品を書き始めたころから、「漢字を開く」ことを意識し始めて、あえて平仮名にする、という演出を使うようになりました。
「綺麗」と「きれい」って、なんだか違いますよね。
第3話 またへの応援コメント
拝読致しました。思春期から大人へ変化する最中の、甘酸っぱい世界観にウットリとしました。
デッサンの描写は唸るものがあり、自らを真剣な眼差しで描いてくれている事への恋心や喜びが伝わってきました。とても良い男ですね。かっこよかったです。
完成された作品でした。より多くの方に読んでいただき、この小説の素晴らしさが広まることを願っています。
作者からの返信
お読みいただき、感想ありがとうございます。
ちょっと大人向けの作品ですが、楽しんで頂けたようでよかったです。
細かい描写にも着目してもらえて、嬉しく思います。
思春期から大人へ移り変わる少女の恋心や喜び、まさに作者が表現したかったことを受け取ってくださり、本当にありがとうございました。
第3話 またへの応援コメント
こんにちは!拝見させていただきました!
やはり文章がお美しい……!(惚)
若者の一人称になっても今時の下卑た言葉は出さず、それでいて幼さもありと自然で、ちょっと強気な思春期の少女の内面がばしばし伝わってくる語りでした。
タイタニックは私も子供の頃にテレビで観て……と大体同じ感じの出会いでしたが、なかなか子供には強烈なシーンがありますよね笑 それだけに鮮明に主人公の記憶に残り、何よりも深い執着として根付くというのは不思議と納得できてしまいます。主人公がそれは恥ずかしいことだと自覚しつつも実行のために行動していくのは面白く、いつの間にかこちらも引き込まれてしまいました。
優太は典型的な画家気質ですね。私も美術部にはよくお邪魔していたので、絵を描く段階になった人がどれだけ様変わりするかよく知っているつもりです。筆の動かし方や目線の辿る順など、仔細まで丁寧に描かれていて脱帽しました。
「もっとも難しい」ところで戸惑いながらも描き進めていく優太、そしてそれを感じながら胸を躍らせる主人公のシーン、とても健気で美しかったです……!
出来上がった絵を見るシーンはこちらもドキドキし、主人公と同じく優太にお礼を言いたくなりました。魂のこもった絵は本当に生きているようですし、力がありますよね。絵を通して主人公も自分というものを確認でき、沸沸とした欲望から開放されたようで良かったです。
最後はまさかの絵を置いたまま!短編でありながらその先を想像させる、とても味のあるラストだと思いました。たしかに捨てられないし、持ち帰れもしないし……埋めたりするのかしらと思っていたので、良い意味で裏切られました笑 主人公と優太、この先もお互いに寄り添って穏やかに生きていってほしいですね。
期待を裏切らない、素晴らしい短編でした!ごちそうさまでしたっ……!長編のほうも、読み溜めましたらまた感想欄にお邪魔いたしますね╰(*´︶`*)╯
作者からの返信
熱のこもったコメント、ありがとうございます!
文章等をお褒め頂くだけでなく、主人公のちょっと異常な感情の在り方や、優太の絵を描くシーンなど、細部を読み込んで頂き、感激です。
タイタニックといえば、沈んでいく悲劇のシーンが有名かもしれませんが、私個人としては「絵」にまつわるシーンが印象に残ったため、この作品に繋がりました。
ヌードを置きっぱなしで去ったのは、「見つけて欲しい」願望が強くあるからです。見つかったとき、「その素晴らしい絵のモデルは私です」と、胸を張って言えるような女性になりたい、という決意の表れだったりします。
強烈な経験をした二人は、強いきずなで結ばれたので、きっと末永く幸せに生きて行くと思います。
素晴らしい感想、本当にありがとうございました。
第3話 またへの応援コメント
読まさせて頂きました。
主人公と優太くんとの切ない物語に感動し、今余韻に浸っています。
『タイタニック』は大好きで、最後なんか涙でボロボロでした。
途中でヌードを描くところがありましたが、この作品を読んでその場面が鮮明に思い出されるくらい、細かな描写ですごいなと思いました。
話は終わってますが、この先の続きが気になりますね。
これからも頑張ってください!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!タイタニックを思い出しながら読んで下さり、嬉しく思います。私も何度も観た、好きな映画のひとつです。
読者様に余韻を感じて頂けて、素敵な感想も頂戴して、書いて良かったと思いました。
本当にありがとうございます。
第3話 またへの応援コメント
ヌード絵に魅了された女の子それをシャイな男の子が描くストーリー細かな描写を伝えるのも素晴らしく最後タイタニックと同じ様に数十年後発見されることを願っているのかえもいわれぬ感情になりました面白かったです!!