終末の境界線 ～史上最悪の終わりに挑め～

異世界アメイジア

終末に向う異世界に一つの魂が召喚転生される。
転生した肉体は歳を取らぬ、不老のホムンクルス。

「意識確認、痛覚はありますか？」

これが目を覚ました時に俺の前に居た彼女、セレスの初めての台詞。

その彼女に案内され、召喚者に「死ぬな、生きろ」と命令を受ける。
それは命令でもあり願いだった。

俺は１階に飾ってある世界地図で、それを悟った。
知ってる者が見れば因果関係は解らなくても結果だけは知っている。
異世界人なら、知ってる者は地図を見ただけで解る世界の終り。

終わりを回避する方法は無い。
この星に居る限り、逃げる場所は無い。

俺は周りに翻弄されながらも、生きる為に無理難題に挑むことに成る。