朱夏、少女は悪魔のため、和菓子屋店員になる。 雪襲 ゆきかさね
負けん気の強い高校二年生・官舎ひづりと、厳かだが心優しい悪魔の王様・天井花イナリ。そしてひづりの姉であり、天井花イナリの契約者であり、生まれながらの悪党である、吉備ちよこ。
彼女たちの働く東京の老舗和菓子屋《和菓子屋たぬきつね》に、今日も不思議な用事を抱えたお客がやって来る──。
目次
連載中 全207話
更新
- 《第1期》 ‐餡の香りと夏の暮れ、彼岸に咲いた約束の花。‐
- 第1話 『和菓子屋たぬきつね』
- 『従業員?』
- 『似た者母娘』
- 『悪党』
- 第2話 『天井花イナリという悪魔』
- 『商店街の名物』
- 第3話 『和鼓たぬこの居場所』
- 『彼女はそう幸せそうに言った』
- 『最高のデート』
- 『未熟なサキュバス』
- 第4話 『味醂座アサカは愛している』
- 『想い人の職場』
- 『幼馴染として当然の下心』
- 第5話 『奈三野ハナは水着にこだわる』
- 『少し遠くの夏空へ』
- 『はしゃいで泳いで、それから』
- 『いつの日か、きっと今日の事を』
- 第6話 『二匹の猫と凍原坂春路』(前編)
- 『怪しい男の怪しい話』
- 『好敵手の成れの果て』
- 第7話 『二匹の猫と凍原坂春路』(後編)
- 『妹だから』
- 『ならば、今はただ白狐として』
- 第8話 『~娘の職場にノーアポ突撃!!~ 官舎幸辰の振替休日大作戦!!』
- 『想定外と、失態と』
- 『娘の見ているもの』
- 『母親の代わりに』
- 第9話 『花札千登勢と彼岸花』(前編)
- 『与えられたもの』
- 『知っている感情』
- 第10話 『花札千登勢と彼岸花』(後編)
- 『二人の妹』
- 『それが消えない後悔であったとしても』
- 『ヒガンバナの花言葉』
- 第11話 『温泉旅行は皆で』
- 『気づいたこと』
- 『旅先より』
- 『きっと同じ気持ちで』
- 『小さな我侭』
- 第12話 『六十八枚目の羽根』
- 『散策タイム』
- 『緑色の上着』
- 『命名の物語』
- 『断罪』
- 第13話 『悪魔の愛した変名』
- 『再召喚』
- 『紬』
- 第14話 『彼岸』
- 『シロヘビの神様』
- 『すべて元通りに』
- 『おかえり』
- 『この右肩に遺されたもの』
- 『約束の花』
- 《第2期》 ‐その願いは、琴座の埠頭に贈られた一通の手紙。‐
- ─予告─
- 第1話 『君はラウラという一人の転校生だった』
- 『まだ生きている』
- 『王さまの失態』
- 『侵食』
- 第2話 『楓屋紅葉の和裁』
- 『似た者兄妹』
- 『和裁技能士』
- 『憎い』
- 第3話 『図書室は彼女たちの好きな場所』
- 『物語との触れ方』
- 『私も本が好きだから』
- 第4話 『勉強の成果、そしてしばしのお別れ』
- 『最初の魔術』
- 『悪魔と暮らすということ』
- 『水掛け祭』
- 『三人で』
- 第5話 『お盆には官舎甘夏と会える』
- 『毎年の楽しい時間』
- 『長女、長男、次女』
- 『楓屋家』
- 『いくつになっても』
- 『愛されている』
- 第6話 『その火を初めて身近な人のために』
- 『母と、父方の叔母の事』
- 『紫色の送り火』
- 『叶わない事』
- 『優しい悪魔たち』
- 第7話 『夏祭はみんなで浴衣を揃えて』
- 『竪琴のペンダント』
- 『いつもより熱い手を繋いで』
- 『ベガ』
- 『来年はきっと無いから』
- 第8話 『宿題は計画的に、予想外に』
- 『進捗は良好』
- 『死を落とした者』
- 『夜空へ消えていく』
- 『今宵だけはせめて』
- 第9話 『互いに悪魔の王であるがゆえ』
- 『二柱』
- 『グリフォン』
- 『信じたい』
- 『その願望の答え合わせを』
- 第10話 『ハゲワシはその星月夜を待っていた』
- 『最後』
- 『会合』
- 第11話 『落ちて尚、牡丹の香りは鶴が為』
- 『幼き日の両親』
- 『涙』
- 『愛していた』
- 第12話 『それが間違いでも、後悔でも』
- 『二つ目の願い』
- 『殺人』
- 『これからもお盆の日を』
- 『母の遺産』
- 『与えられた余命の中で』
- 『全部、私が貰ったから』
- 第13話 『二十五年前の祝福の代わりに』
- 『許せるわけがない』
- 『汚れ続け、憎み続けた』
- 『再現』
- 『ずっと伝えたかった言葉』
- 『企ての中心に居た少年』
- 第14話 『彼の願望』
- 『お前はバカか』
- 『悪くないじゃないか』
- 『願望召喚』
- 『約束の欠片』
- 『素直じゃない』
- 『きっともう戻れない』
- 『最後の朝』
- 『さようなら』
- 『親友へ』
- 『いつかまた、本の蔵で』
- 《第3期》 ‐勇者に捧げる咆哮‐
- ─予告─
- 第1話 『白猫の提案』
- 『営業再開日』
- 『些細な変化』
- 『ナベリウス』
- 『尽くすべきを尽くす』
- 『不穏の影』
- 第2話 『夜不寝リコは心配している』
- 『気づきたくなかったこと』
- 『突撃も虚しく』
- 『西檀越家と凍原坂家』
- 『悪党、再び』
- 第3話 『その日、店内はかしましく』
- 『縛りあげる物』
- 『変貌する職場』
- 『これからの歩みのために』
- 『あんたのそういうところが』
- 『懐かしい匂い』
- 『汚濁』
- 第4話 『二つ目の魔術』
- 『滋養付与型治癒魔術』
- 『第二の活動拠点』
- 『娘をおねがいします』
- 『お主の魅力』
- 『本の街』
- 『同じ穴の狢』
- 第5話 『火車の正体』
- 『君は誰だ?』
- 『変な男の変な話』
- 『ひとまずの進展』
- 『将来のことは』
- 『雨はまだ降っている』
- 第6話 『お彼岸と花札家』 1/8
- 『母方の祖父』 2/8
- 『間の良い渡瀬』 3/8
- 『楽しい食事会』 4/8
- 『イモカタバミ』 5/8
- 『両家集合』 6/8
- 『孫として、これから』 7/8
- 『早朝の電話』 8/8
- 第7話 『土地に根ざした神性』 1/6
- 『選ぶ』 2/6
- 『偶発』 3/6
- 『猫の奇跡』 4/6
- 『契約印と未来について』 5/6
- 『あなたは何を想っていたのですか』 6/6
- 第8話 『犬』 1/7
- 『ご機嫌の出発』 2/7
- 『一つきりの頭と天界の違和感』 3/7
- 『霊門の枷』 4/7
- 『懐かしいお風呂』 5/7
- 『お前の気持ちが少し分かった』 6/7
- 『残骸』 7/7
- 第9話 『さぁ、転がり落ちてゆけ』 1/5
- 『沈殿していく溜息』 2/5
- 『発覚』 3/5
- 『思い違い』 4/5
- 『夜不寝』 5/5
- 第10話 『死ぬほど気に入らない女』 1/6
- 『任される身として』 2/6
- 『筑波山神社』 3/6
- 『出会った時から』 4/6
- 『美化委員と図書委員』 5/6
- 『彼女の行き止まり』 6/6
- 第11話 『悪意の空』 1/6
- 『雨の日のバス停』 2/6
- 『拿捕』 3/6
- 『執着心の亡霊』 4/6
- 『貴様の心に従えばよい』 5/6
- 『僕は愛され生きてきた』 6/6
- 第12話 『黒猫の愛情』 1/5
- 『攻略戦争』 2/5
- 『最後の交渉』 3/5
- 『地の底よりいでて』 4/5
- 『業と愛の陰火』 5/5
- 第13話 『認め合ったそれぞれの先へ』 1/5
- 『やくたたず』 2/5
- 『そこにあったのは執着心だけじゃない』 3/5
- 『リコちゃん送別会』 4/5
- 『繋ぐ勇気は今日も誰かの心の中で』 5/5
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