概要
こんな『シンデレラ』の物語は、いかがですか?
これは―――童話・『シンデレラ』のもうひとつの物語。童話として語られなかった、もうひとつの物語。
母親に嫌われ、義理の姉たちにも嫌われ、家で召し使いのように働いていたシンデレラ。王国の舞踏会にも出られず、家で泣いていた。
しかし、魔女から魔法でドレスとガラスの靴を貰い、舞踏会に出ることに。
舞踏会では、参加していた貴族全員の視線を集めるばかりか、花嫁を探していた王子でさえも、美しいドレスに身を包んだ彼女に魅了された。
その次の日。ガラスの靴を拾った王子は、舞踏会に出ていた彼女を探すために王国中に家来を出した。花嫁として、王宮に連れていくためであった。
長い時間をかけ、漸く見つけた彼女―――シンデレラは、王子と結婚し、幸せに暮らしたのだった。
―――さて。
本当に義理の
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