概要
猫神視点に憧れる。
一人称ばかり書いてきた作者が猫のポーンになり代わり、ひたすら猫神修行に励むだけの話。
※ 三人称に慣れるという目標は一通り達成したのではないかということで、ひとまず完結としたいと思います。(2019/4/21)
ご愛読いただき、誠にありがとうございましたm(_ _)m
※ 三人称に慣れるという目標は一通り達成したのではないかということで、ひとまず完結としたいと思います。(2019/4/21)
ご愛読いただき、誠にありがとうございましたm(_ _)m
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一人称と三人称(神視点)のコラボ!まるで「易しい小説の書き方」入門書?
ポーンという親しみやすい猫のキャラクターを主人公とし、難しいテーマを斬新かつ易しく実は教えてくれている? そんな、初心者向け「小説の書き方」入門書のような内容です。
初心者の方がまずぶつかるのが、視点の壁だと思います。〝三人称(神視点)〟と〝一人称〟。これらを意識していなかったり、理解できていなければ、無意味にないまぜられて読者を混乱させるものにもなりかねません。
本作品は、なんと、それを「幽体離脱(第一話)」を使って分かりやすく書き分けるという、そのアイデアを思いつかれたこと、さらには、きちんとスムーズに描写されている力量に感嘆しました。
そして第二・三話では、密かに神視点で…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これから小説を書こうとしているすべての人へ
小説の語り手は誰かーー?
主人公(ぼく・私)の視点で書かれていればもちろん主人公。登場人物がすべて三人称で記述されていれば、通例は神が語り部ということになる。
この不文律は、先人たちが積み上げてきた歴史の上に(見えはしないが)確かに存在しているのだ。
だからこそこの不文律を逆手に取ったクリスティの『アクロイド殺し』は、フェアかアンフェアかで何十年も議論の的となっている。
さて、本作はそんな不文律をメタ的に取り扱った作品となっている。
しかし勘違いして欲しくないのは、決して堅苦しい作品ではない。むしろフレンドリーな作品であるということだ。
主人公の猫のポーンが明らかにこの作品の語り部なのだ…続きを読む