夕闇はじわじわと……

落雷とともに突如、主人公の中に現れた謎の女の子ミサキ。
彼女は霊的な存在なのか、はたまた……。
そして怪異に立ち向かわなければならなくなってしまう主人公。
日常パートとも言うべき複数のヒロインたちとの掛け合いはほのぼのとしているのに、そこから怪異パートへの反転したような移行はまさにじわじわと夜の帳が下りて来る逢魔時と呼ぶに相応しい妖しい魅力がありますね。
柳田國男先生の提唱した話なども盛り込まれており、個人的に大好物と言えるテーマです。
現時点でミサキが何者なのかは明かされていませんが、読み始めると彼女の正体が気になって気になって仕方がありません(笑)
掛け値なしに引き込まれます。

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