──逢魔ヶ時に現れる『それ』は人に取り憑き、負の感情を暴走させる。

退魔といえば◯~べ~や結◯師など、往年の名作たちが揃い踏む王道ジャンル。それに青春の甘酸っぱさと言う名のエッセンスを加え入れたのがこの作品。おにいさんもこんな学生生活を送りたかった……。

主人公はどこにでもいる普通の高校二年生……ではなく、かつて祖先が町を治めてたこともある中々高い位に属する坊っちゃん。それもあってか基本モテる。あと顔もいい。うむ、普通じゃないな!
しかし、そんな順風満帆な学生生活に突如として起きた謎の現象により、二つの出来事に見舞われてしまう。それは、天井の崩壊と謎の幽霊っぽい存在『ミサキ』に取り憑かれてしまうことだった!

声は聞こえど姿は見えず、誰もこの存在に気付かない。おまけに相手はほぼ同年代の少女と来たもんだ。着替えするにも一苦労。そんな中で、また再び謎の現象に遭遇する。なんとそれは鎌鼬──妖怪のような存在。それによって友人らが被害を被っていた。

なんとか二人(?)はそれの撃退に成功し、元凶も見つけて安心する間も無く、次々と浮かぶ不可解極まりない謎に翻弄されていく。
しかし、それらもまだ序章に過ぎない小さな事だった。
人の弱みや負の感情に詰め寄り、妖怪を作り出す正体不明な人物。逢魔が時に現れるそれは、二人の前に現れ──


おっと、ここから先はまだ皆さんには未来の話でしたね(預言者並感)


青春×退魔バトルの真骨頂! 物語はまだ始まったばかり! 読んで後悔はない!

是が非でも一読あれ!

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