「逢魔が時」に起こる怪異、それに向かうは・・・・・・
- ★★★ Excellent!!!
ある日の朝、雷でも落ちたかのような音でたたき起こされた主人公、伊薙海斗。
天井には大きな穴、部屋は散乱していて、気が付くと彼の中にはミサキという女の子の幽霊(?)がいた。
まさに史上最悪の目覚めだったでしょう。
しかし着替えやらなんやらが大変だったかと。
後になってまた史上最悪、いやある意味史上最高の目覚めもありますがね。
いや、やっぱそれはまずいか、彼にとっては。
幼馴染二人や部活の先輩、後輩に好かれる海斗。君、何気にモテるね。
と、その彼女達に振りかかる、「逢魔が時」に起こる怪異。
そして彼女達それぞれの心にある闇の部分。
海斗とミサキがそれらを一つ一つ解決していき、話は進んでいきます。
怪異の後ろにいる敵、それはいったい?
それと幽霊(?)のミサキ、彼女は何者だ?
そして最後は、行逢い・・・・・・それは読んでからのお楽しみという事で。
まあおそらく「何だとー!?」となるかも。
全体的に読みやすく、ほのぼのな部分もあればシリアスあります。
妖との戦闘シーンも良いです。
祝詞やら勾玉やらも出てきて、その手の雰囲気が出ています。
あと、「絶刀・神威一閃」という技、これ好きです。
本当に。
読めばきっとハマると思いますよ。
皆様ぜひぜひ、読んでみてください。