概要
在りし日のプリンセスはその名をミライから送られた
――今から教えるのは。
私が笑えなく成った理由、二代目PPPが三人な訳。
そして、例の異変のこと。
パークではある話題が持ち切りだった、消えた二代目PPPのフルルについて。
そんなことで放課後も残るフレンズ達に呆れつつ、ロイヤルペンギンは寮の自室に戻る。
同室だったフルルに代わり居座っているのはマガリァン、彼女こそフルルを食べたフレンズ型セルリアンと知りながら今日も無意味に過ごす。
私が笑えなく成った理由、二代目PPPが三人な訳。
そして、例の異変のこと。
パークではある話題が持ち切りだった、消えた二代目PPPのフルルについて。
そんなことで放課後も残るフレンズ達に呆れつつ、ロイヤルペンギンは寮の自室に戻る。
同室だったフルルに代わり居座っているのはマガリァン、彼女こそフルルを食べたフレンズ型セルリアンと知りながら今日も無意味に過ごす。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!様々な個と想いと世界が交錯する、奇妙で暖かで、虚ろなスペクタクル。
この物語に於いて、明確に描き出されるヒト、動物(或いはフレンズ)は極めて少ないと思います。挙げるとすれば、
何処か虚ろで、笑う事の出来なくなったペンギン。
誰にでも気配りが出来て、有らゆるフレンズから慕われる、それでも何処か後ろ暗いパークガイド。
頻りに噂に上る、行方不明のパークのアイドル。
そしてそれに酷似した、ニヒルで食えないセルリアン。
けれどもその小さく暗いコミュニティで進んでいた筈の物語が、いつの間にかパーク全体を侵食していく。水面下で進んでいた大きな潮流が、ある点を境にして堰を切ったように溢れてくるそのストーリーに震えます。
それぞれの”個”がその意志をもって世界そのものに関わ…続きを読む