若き天才に魅せられ絆され狂わされ。鬼才の画家を取り巻く人物たちの群像劇

40万字の大作!
それだけに一言では言い表せない、人間ドラマが凝縮しています。

人付き合いが苦手な若き天才画家(そしてイケメン)!
ある人物との出会いをきっかけに、大きく人生が動きます!

画家として擢んでた才能は、本人の意志とは無関係に脚光を浴び、そして多くの人の心惹きつけ、強く揺さぶっていきます!

一見順調に思えた画家人生。
そこにはある秘密が……!

その秘密が明かされる頃に、彼を取り巻く人物たちにも、異変が現れ……?

また、タイトル『アドラメレク』とは……?

ネタバレになってしまうので、あまり詳しくは語れないのですが、順風満帆な人生から一転、物語が急展開するところの衝撃は、私だけが感じたわけではないでしょう。

登場人物が、陽の控えめな性格とは対照的な、奇跡的な才能という『沼』に、ハマってしまうような言い知れぬ恐ろしさを内包しながら、彼/彼女らがどう対処し、どうなっていくのかは、皆様の目でお確かめください!

それぞれのキャラクターがしっかり引き立っているところも、非常に魅力的ですね☆
時に複数の視点で語られ、群像劇としても素晴らしい作品だと思います!

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