　Q．“のどちんこ”って、切っちゃっても大丈夫なの？

　Ａ．大丈夫だ、問題ない。

　じゃあ、なぜそんな器官が身体に存在するのか？

　その理由は進化の過程にあった。

　サルからヒトに進化する過程で、顎（あご）はどんどん小さくなっていった。

　（柔らかいものを食べるようになったことが理由らしい。）

　そして、二足歩行に移り、気管の位置もどんどん下がっていった。

　サルは舌のすぐ後ろに気管があり、食べ物などが入らないように“のどちんこ”がフタの役目をする。

　だが、人間の気管は喉（のど）の下部にあり、もはやフタの役目もしていない。

　本来であればそういう器官は退化するものだが、残ったままになっている。

　つまり、盲腸と同じようなものらしい。

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