●声に変化は?

 Q.声に変化はあるのか?


 A.声は全く変わらない。


 声帯に手を加えたわけじゃないので、当たり前といえば当たり前。

 ただ、前に先生から言われていた通り、高い声が通りやすくなった。

 手術前後の自分の歌声をカラオケで録音して確かめたところ、ちゃんと違いが分かるくらいの変化があった。

 具体的には、裏声を使わずにLUNA SEAのROSIERを歌えるようになった!


 でも、なんで高い声だけなんだろう、と疑問に思ったので、ちょっと考えてみた。


 音は波。だから、波の性質である “回折”をする。

 “回析”というのは、波が障害物にぶつかったとき、回り込んでいくこと。

 波のが長いほど、より“回析”しやすいので障害物を乗り越えていく。


 音は、高いほど波長が短く、低いほど波長が長い。

 つまり、“のどちんこ”があったとき、低い声であれば“回析”をしてそのまま通るが、波長の短い高音は障害物に阻まれてしまい、くぐもった声になる。

 ゆえに、大きな“のどちんこ”という障害物が無くなったことによる変化は、高い声の方がより感じられる、ということ。


 なんて考察をしてみた。

 それっぽくない?

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