術後7日目
少しずつ痛みが小さくなってきたものの、いつになったら飲み食いがちゃんとできるんだろうか。
そんなことを思っていたころ。
朝、ぱちりと目を覚ましたとき、違和感を覚えた。
喉が、あんまり痛くない。
軽く
うん。あんまり痛くない。
いや、まあ痛いことは痛いんだけれども、これまでの刺すような痛みが、なんというか一枚膜を張ったようなマイルドな痛みになっている。
水を飲んでみる。
うん。飲みづらさはあるものの、痛くない。
鏡で喉を見てみると、切った場所付近がうっすらと白くなっている。
レーザーで焼いたところが、やっとカサブタになってきたらしい。
良かった。ちゃんと回復してたんだ。
ということで、昼食は「冷たいそば」にチャレンジしてみた。
・冷やしタヌキそば
天かすがちょっと痛い。
ツユは痛いというより、沁みる。
でも今までと比べたら全然いける! そば、美味え!
そういえば、そばを食べて気付いたんだけど、手術前よりも食べ物の匂いを強く感じる気がする。
気管が広がったことで鼻に抜ける空気の量が増えた、ということなんだろうか。
(飲食物の匂いは、鼻から息を吸うときではなく、口で吸って鼻から出すときに強く感じるらしいから。)
そして今日は術後1週間ということで、再診があった。
仕事が終わったあと病院に行き、先生に喉の様子を見てもらった。
先生が言うには、経過は良好らしい。
痛みが収まってきたことを話すと、今日から飲酒や運動、長風呂もしていいと言われた。
飲酒はともかく、運動と長風呂は嬉しい。特に長風呂。(スマホをジップロックにいれて、風呂につかりながら読書するのが好きなんです。)
通常は術後一週間ごとに2〜3回再診をするらしいけれど、僕の場合は状態がとても良いので、もう今日で診療を終わりにしても大丈夫だと言われた。
それはつまり、この痛みは一週間以内に完全に無くなるということなんだろうか。
とりあえず一週間分の薬をもらい、もし一週間後にまだ痛みが残っているようであれば、そのときはまた予約することにした。
炎症もおさまってきたようなので、頃合いを見てスマホのアプリで“いびき”のチェックをしてみよう。
あとカラオケの高音も。
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