概要
甲殻類アレルギーの高校生に託されたのは、地球の運命だった。
ある日、地球に二隻の宇宙戦艦がやってきた。
カニに似ている異星人の惑星防衛連合、エビとそっくりな異星人の銀河救世教団。
二勢力は、この銀河を舞台に繰り広げている「自分たちの傘下にある惑星の数を競う」というレースを行っていた。
お互いに同数の状態で訪れたのが、最後となる惑星の地球。
統一政府のないこの惑星で代表者として選ばれたのは、ある高校生の少年だった。
カニにつくのか、それともエビにつくのか。
彼に課せられたのはそんな選択と――地球の運命だった。
カニに似ている異星人の惑星防衛連合、エビとそっくりな異星人の銀河救世教団。
二勢力は、この銀河を舞台に繰り広げている「自分たちの傘下にある惑星の数を競う」というレースを行っていた。
お互いに同数の状態で訪れたのが、最後となる惑星の地球。
統一政府のないこの惑星で代表者として選ばれたのは、ある高校生の少年だった。
カニにつくのか、それともエビにつくのか。
彼に課せられたのはそんな選択と――地球の運命だった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!奇想天外な甲殻類SFファンタジー……ってなんだそれは!?
甲殻類を擬人化する。
それだけなら、昨今の何でもありなファンタジーの風潮では、そうぶっ飛んでもいません。
ところが、まあ、こんな話だと誰が想像するでしょうか。
カニとエビの美少女二人が、銀河を二分する勢力それぞれの姫。
主人公は、甲殻類アレルギーの地球人。
彼が挑むのは、ハーレムラブコメでもなく、爆笑コメディでもなく、地球の存亡を賭けた頭脳戦!
気楽に読めるライトな筆致ながら、その内容は予想の斜め上を突っ走って行きました。
この主人公、ムチャクチャ頭脳派なんです。
彼の活躍に目を見張りつつ、怒涛のラストまで是非ご一読を!
ちなみに、私はエビアレルギーなので、カニ姫派です。