万葉集の本当の意味

クララファイ

1.雄略天皇《ゆうりゃくてんのう》

もよ、美篭みこ持ち、堀串ふくしもよ、美堀串みぶくし持ち

この岡に菜摘ます子、家聞かならさね

天満そらみつ-大和やまとの国は押し並べて我れこそれ、敷並べて我れこそせ我れこそばらめ 家をも名をも


※天満:「大和の国」を連想させる枕詞まくらことば、「天下の」という感じか。あるいは大和は山跡と書くので「山」に掛かる「天高く」のような意味かもしれない。


☆意味☆


そこの若く美しい娘よ、どこの家の者か、名は何というか?

この大和の国はどこまでも俺が治めている。

全て俺にひれ伏しているのだ。

この国で俺の言うことを聞けぬ者はいないはず。

さぁ私に告げよ、どこの家の者か、名は何というのか。

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