22.柿本人麻呂《かきのもとのひとまろ》
いかさまに思ほしめせか
春草の
-短歌二首-
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☆意味☆
かつて偉大なる先帝、
それが「ここ」だというのですか……
「これ」が天皇がお住まいになられていた御殿だと言うのですか……
あぁ!!これが!
草木の生い茂る荒れ果てたこの今にも崩れそうな、こ の 建 物が!
なんと、なんと!嘆かわしいことでしょうか!!私は悲しい!大いに悲しいのです!!
偉大なる先帝の偉業の跡がこのように荒れ果てていようとは!
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☆プチ解説☆
歌聖、うたのひじり、とまで言われた
意味のところ、ちょっとわざとらしいような大げささでセリフっぽく書いてみたが……
宮廷歌人という感じのとても上品な歌だと思う。
和歌の
枕詞メモ:
使い方としては主に奈良に掛けられる。
青丹よし菜、からか?
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