概要
犬神憑きの少女の、数奇な運命の物語――
――こんな運命だから、君に出会えた
――こんな運命だから、貴方と抗おうと思えた
平安時代と現代
夢と現実
黄泉と現世
何度も近づいて、何度でも交差して、それでも離されて。
今度こそは、最期まで共に在ろうと願って――
ああ、やっと。
また、
君に
貴方に
出会えた――。
―――――――
犬神憑きの家系に生まれた中学三年生の九条 伊織(くじょう いおり)は、いつも同じ人の夢を視る。
状況は様々、同じなのは、最期までその人と一緒に居られないこと。
きっと、夢の中の<あの人>は私の運命の人。
十五の誕生日を迎えた伊織に、運命の時が近づいてきた――。
輪廻転生ファンタジー。
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