すみません,異世界行きのバスってここですか?はい,乗ります!

異世界と現実との区別があいまいになっていく不思議な感覚は,作者様の他作品,嘘松アーニャ以来ですね。いたいけな女子鬼と暇な大学生男子がバス停で意気投合する,メルヘンと日常の間のまろやかなファンタジー。
京都という街自体の特殊性も上乗せして,読んだ後はいつものバス停からちょこっと違うバスに乗るだけで,夢で見たほわほわの冒険にたどり着ける気がします。

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