雲鯨奇譚

作者 ピクルズジンジャー

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★★★ Excellent!!!

大学生の田村は、多少暇を持て余し、目立ちたがり屋なところのある、平凡な学生だった。山の中なのに「湊」という田舎のバス停で、午前0時まで待っていたら、鬼の隠れ里へ連れて行かれるーーそんな都市伝説を耳にした彼は、SNSの話題欲しさに、噂のバス停で夜を明かすことに。熊も出没するという山中で、友人の忠告も振り切って待っていた彼の前に現れたのは……コスプレの女子高生だった?


現代日本を舞台にした、ホラーと言うより伝奇ファンタジー。こういう話は大好きなので、楽しく拝読しました。鬼好き、伝奇好きにお薦めします。

★★★ Excellent!!!

語りだしから、
本当にありそうな雰囲気が漂い・・*

恐ろしい気配が伝わります・・*


噂からの始まり、バス亭・・*


好奇心から立てた無謀な計画に。

友人とのやり取り。

SNSの拡散から、
高まる期待やわくわく感と、

待ち受ける、不気味な気配に*
ドキドキが増してゆきます。


大学の友人との会話、
情景から次第に浮かぶ、
バス停の存在。

明るい会話に、肝試しの気持ちが募る、
主人公の気持ちが伝わってきます*


出会う女の子たちの個性的な様子*

この世の物でないとしても、
近所にいるような女子高生のノリが

明るくて驚きます*


不気味な怖さと、存在感ある女の子たち*

会話は楽しくて*
つい世界に誘われそうです*

田村くんが言い出せない気持ちもわかる。


女の子たちが優しくて良かった*

無事に、霧から出られるでしょうか・・*

幻想的な世界でありながら、
楽しいです*

★★★ Excellent!!!

異世界と現実との区別があいまいになっていく不思議な感覚は,作者様の他作品,嘘松アーニャ以来ですね。いたいけな女子鬼と暇な大学生男子がバス停で意気投合する,メルヘンと日常の間のまろやかなファンタジー。
京都という街自体の特殊性も上乗せして,読んだ後はいつものバス停からちょこっと違うバスに乗るだけで,夢で見たほわほわの冒険にたどり着ける気がします。