灰の街の食道楽 〜SF世界のわくわくグルメ〜

作者 黄鱗きいろ(灰の街の食道楽書籍化!)

灰降る世界での飯テロに、ワクワクが止まらない!(いろんな意味で……)

  • ★★★ Excellent!!!

『空腹感を煽り、食欲をかき立てる』――それが飯テロ。

しかしこの物語の飯テロという単語は、ダブルミーニング!

『飯テロ』であり『飯×テロ』でもあるのです!!

冒頭から、美味しそうな食事をこれまた美味しそうに口にする少女の描写に、激しく胃が刺激され『これは良い飯テロ』などとニヤついていた私でしたが…………第一話ラストに待ち受ける衝撃の展開に、胃だけでなく心まで持って行かれました!!

特務捜査官・トシヤとその相棒『ネコ』なる存在・ミィ。
二人が担当する事件は一筋縄ではいかないものばかりで、時に胸抉られるような悲しい結末に見舞われることもあります。

そんな中、ゆっくりと、しかし確かな絆を深めていく二人の姿はコミカルでありながら穏やかで温かく、過酷な状況であるからこそ、その優しさが際立ちます。

また、彼らを取り巻く個性溢れる仲間達も魅力的で、この灰色の世界に輝きの彩りを添えてくれます。

お腹が空くだけでなく、続きを読みたいと心までが叫ぶ、まさに飯テロ心テロな作品です。

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