ホラーのようであり、時代物のようであり、それでいて純愛ものでもある。この短さですっぱりとまとめた作者の力量に脱帽。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
短編小説、ではある。でも…、私は詩だと思った。私は小学生の時分から詩が嫌いだった。今も嫌いだ。無理して文字数を抑えているようで、読者の心に響く作品に出会った事がないし、信仰者面した辛気臭い点が…続きを読む
いやあね! なにこれ!引用しますけどね! 冰心が使っている灯りに、 色鮮やかな蛾が飛び込んで、 じゅっと燃え尽きた。怖! こっわ!ボキャブラリーをうまく漢文調に寄り過ぎな…続きを読む
中華風世界の後宮を舞台とした、優れた長編を書いておられる作者ですが、短編も素晴らしいのでご紹介します。一般に、短編は、多くの人間関係を盛り込むべきではないと言われがちですが、この話は見事にその例…続きを読む
ひとりの女官が、かつて古い時代に池に沈んだ宦官の情念(怨念!?)に振り回されるお話です。というと、ホラーかもしくはラブコメか、と誤解されてしまうかもしれませんが、ラブロマンスです。どこか無邪気で…続きを読む
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