ホラーのようであり、時代物のようであり、それでいて純愛ものでもある。この短さですっぱりとまとめた作者の力量に脱帽。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
相手を自分のものにしたいと思うのが恋、ただ相手の幸せを願うのが愛、恋とは所詮所有欲であり、執着心。・・・なーんて陳腐なことを考えてしまうのは自分がすでにアラフォーですらない年齢になってしまったから…続きを読む
中華風世界の後宮を舞台とした、優れた長編を書いておられる作者ですが、短編も素晴らしいのでご紹介します。一般に、短編は、多くの人間関係を盛り込むべきではないと言われがちですが、この話は見事にその例…続きを読む
ひとりの女官が、かつて古い時代に池に沈んだ宦官の情念(怨念!?)に振り回されるお話です。というと、ホラーかもしくはラブコメか、と誤解されてしまうかもしれませんが、ラブロマンスです。どこか無邪気で…続きを読む
6000字強の短めの作品、ということでお試しとして気軽に読めるかな、と思って開いてみました。お試しとしての存在感は充分でした。思っていた以上に遥かに濃厚な内容の作品でした。太平公主の頃の唐の宮殿…続きを読む
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