経過時間は一時間、密度は……
- ★★★ Excellent!!!
主人公の「俺」が、深夜のコンビニで練乳アイスを買って帰宅し、食べるまでのお話です。
簡単にまとめると、一行で終わってしまうのですが。その間の描写の密度が、実に濃い。破けたビニールが貼りついて、なかなか取れないイライラ感。すれ違う自転車の鈴の音、溶けたアイスのべたっとした甘さ。最後は回想まで。
集中して読ませるリアリティがあります。
主人公の「俺」が、深夜のコンビニで練乳アイスを買って帰宅し、食べるまでのお話です。
簡単にまとめると、一行で終わってしまうのですが。その間の描写の密度が、実に濃い。破けたビニールが貼りついて、なかなか取れないイライラ感。すれ違う自転車の鈴の音、溶けたアイスのべたっとした甘さ。最後は回想まで。
集中して読ませるリアリティがあります。