概要
嘘が見える眼と、聞こえる想い。
とある事情で高校入学と共に転校してきた成瀬修一は、他人の嘘が見えるという特殊な力があった。
それによって悩まされることも多かった彼は、入学初日に一人の少女、冬木空と出会う。 そんな彼女は今まで会ったことがないほど、矛盾した嘘を吐いていた――――――――。
それによって悩まされることも多かった彼は、入学初日に一人の少女、冬木空と出会う。 そんな彼女は今まで会ったことがないほど、矛盾した嘘を吐いていた――――――――。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!とにかく純粋で、優しくて、切ない、苦悩と青春の物語。
主人公は嘘がわかり、ヒロインもまたとある特別な力がある。
だからこその苦悩があるのでしょう。主人公もヒロインも、そのせいで他者と距離を置いています。
ただ、主人公は、ヒロインの嘘を見ます。
そして、行動を起こします。
初め、心を閉ざしていたヒロインのその心を、無理やりこじ開けた主人公の強烈な優しさ。
そして、この力を人のために使いたいと、明るくなっていくヒロイン。
過去の清算。
あまりにも悲しすぎる、とある問題の後味の悪すぎる解決。
決して、全ての章が全てキレイに丸く収まるわけではない。
物語は、我々の等身大で、読んでいて心が痛くなります……。
特別な力のせいで、誰もが感じるよう…続きを読む - ★★★ Excellent!!!キャラ作りが上手すぎる!!
この小説の魅力をあげていきます。
ストーリー一つ一つの完成度が素晴らしいです!
いくつかの章から成り立ってますが、最もストーリーとして拘っているなと感じる章は、長峰と冬木の仲違いが解消されるところですね。ただ、個人的には秋月から冬木を守ろうとして成瀬が体を張るシーンが好きなんで、その章がベスト章(賞)ではないんですけども笑。あ、ちなみに秋月は可愛い?女の子ですし、成瀬は優しい主人公ですよ。そんでもって、メインヒロインは冬木です。そして、めちゃくちゃ可愛いです。本当の本当に。惚れちゃいますよ、きっと。ちなみに自分は惚れてます。
そして、何よりもこの作品で魅力的だなって思うのは、キャラの濃さで…続きを読む