熱く生きた、何処までも。そういう男の、愛し方

先ず、私は歴史に全然詳しくありません。どの位かというとですね…長くなるからやめておきます。
私は歴史に詳しくありませんが、決断は早いのです。

今作の主人公である細川忠興、格好良かったです。
彼の格好良さが分かる人は、きっと高い精神性を有している、と言えるかなと思います。

或いはこの話を読んで精神が育まれて、分かるようになるのかもしれません。

彼の人物としての良さは、彼が持つ信念に裏打ちされたものでありましょう。

真っ直ぐ過ぎるが故に、その往く道と歴史の流れ(戦国の世が終わっていく流れ)との差異で、熱さと狂気を内包しているのですが…

良いですか? 今から私が凄くタメになる事を言いますよ。

本気で狂っているヤツは、自分が一番真っ当だと思っているものなのです!(バーン!)

この細川忠興は正にそれ!
だからずっと格好良い!

歴史を感じるという意味では、熱い精神を持った男達の歴史のほんの一幕でも、この小説で感じてみてほしいですね。

ほんの一幕でも、もう火傷する程の熱さですから。信念の熱量を、感じてください!

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