子供ながらに離れることへの不安を感じていたことがとてもよくわかり、胸がぎゅっと切なくなりました。当たり前だった日常が当たり前ではなくなった時、人は思わぬ行動に出るのかもしれません。
花岡 柊(はなおか ひいらぎ)と申します。 ビーズログ文庫から「マイペースな君」四六判で発売中です! あまり時間もとれず、なかなか皆さんのところへお邪魔で…
幼い時代の砂場で営まれた「たまご」づくりが、丁寧かつリアルな筆致で描かれます。それを通して培われるふたりの素朴で、しかし鮮烈な絆。その絆の行く先は……。ただ必死に、一途に、そして不器用に、解け…続きを読む
泥団子は作った記憶がないのですが、綺麗に作る人はピカピカですごいなぁ、と思いました。子供の頃からの不器用な遊びが、思春期になってからも不器用なまま。かたや器用に泥団子をつくる彼女は、器用に世間…続きを読む
ずっと心のどこかで引きづっている劣等感で素直に恋心を表せない主人公の心情が6000字という限られた字数の中に滲み出ていて、思わず嫉妬を覚えました(笑)届かない距離にいようとも不器用なりに追い続け…続きを読む
瑞々しい青春の雰囲気と、幼い頃の可愛らしい回想がとても爽やかで素敵な物語です。泥だんごを極める──。5~6歳の子が必ずと言っていいほど通る道ですね。でも、春生まれの女の子と晩秋(かな?)生ま…続きを読む
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