どれくらいの時を重ねたら、僕は憧れの隣に並べるんだろう?

ずっと心のどこかで引きづっている劣等感で素直に恋心を表せない主人公の心情が6000字という限られた字数の中に滲み出ていて、思わず嫉妬を覚えました(笑)

届かない距離にいようとも不器用なりに追い続ける主人公はとても好感が持てて、読み終わった時、「頑張れ、若者!」とついエールを送りたくなるすてきな青春作品です。

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