トイレへの飽くなき愛。作者に聞きたい、トイレとは何?
- ★★★ Excellent!!!
少しずつ、少しずつ読んでいました。
トイレ…
嫌なイメージしかなかったのですが、トイレをなんだが大切に思えるようになってきたのは、この小説のお陰です。
トイレが楽しい。
トイレが愛しい。
トイレがすごい。
どこまでいってもトイレ賛辞に付きますが、最後の星空トイレで、ふとあるアニメを思い出しました。男の子向けの、宇宙で戦い続ける筋肉のアレ。
宇宙船が確か…でしたよね。あれがびゅーんと飛んで、次々と敵を倒して仲間が増えていくんですよね。プロレスなのに。
トイレには元気とパワーが込められているのでしょう。
私の専門で言えば、トイレに鏡を置くと、福の神がお立ち寄りになる。
トイレでしょ?
ええ、トイレです。でも、この作者が最後に締めました通り、いろいろなトイレがあります。
まるで、人。人の数だけトイレはある。
作者に聞きたいです。トイレとは何?
答えは、このトイレ小説に。皆さんもトイレが可愛く思えたりするかも知れません。価値観を揺さぶられる作品でした。
うん、トイレを大切にすれば、きっといいことあるんじゃない?