■「キャラクターの役割」について

■キャラクターの役割を考える


キャラクターの役割とは、物語上でそのキャラクターが必要となる理由の事です。


極論を言うと、役割のないキャラクターは作る必要はありません。


物語を盛り上げるため、しっかりと役割を考えて必要なキャラクターを作りましょう。



――――――――――――――――


●主人公


主人公については、この後で説明する、『「感情移入」と「憧れ」と「欠点」について』をご参照ください。



――――――――――――――――


●恋人


三角関係だと二人、ハーレムモノだと複数人になる事もあります。



――――――――――――――――


●仲間


主人公とよく一緒にいる人物です。

主人公を助けるために行動します。



――――――――――――――――


●脇役


主人公の家族やクラスメイトもこれに当たります。



――――――――――――――――


●ライバル


主人公が越えないといけない相手です。


バトルモノだと倒すべき相手だったり、恋愛モノだと恋敵だったりします。


主人公にないものを持っていたりするため、強くもあり、魅力的でもあります。


ただの敵ではなく、勝った後は仲良くなったり仲間になったりします。



――――――――――――――――


●ザコ敵


主人公が力を示すためのザコとして登場します。

倒しても仲間にならない敵です。


知能のないモンスターや、力はあるが頭が悪いなど、主人公の敵でない事がほとんどです。


主人公がその敵を簡単に倒したり、余裕で一騎当千する事で、

主人公の持っている力を読者に示すために役に立ちます。



――――――――――――――――


●ボス


仲間と協力して乗り越える必要のある、力を持った敵です。


簡単にはクリアできず、主人公たちはピンチになります。


「トラブル」という形で、主人公の行く手を邪魔するイベントもここに入ります。



――――――――――――――――


●ラスボス


最後のボスです。

これをクリアすれば、物語はエンディングを迎えます。


今までの集大成ですので、主人公たちに全力で挑ませましょう。


ラスボスが弱いと、主人公たちが全力を出す必要がなくなってしまうため、盛り上がりに欠けてしまいます。


主人公たちの力や魅力が最大限発揮できるように、ラスボスはよく考えて設定しましょう。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る