■「会話文」について

ライトノベルは、人物同士の会話により物語が展開していくため、会話文はとても大切です。


会話文を使う事で、読者がテンポ良く読み進められたり、人物の魅力が増したり、情景や状況が伝わりやすくなります。



―――――――――――――――― ――――――――――――――――

―――――――――――――――― ――――――――――――――――


■会話文で気をつける事


――――――――――――――――


●セリフを長くし過ぎない


1つのセリフが長文になってしまうと、読者がとても読みづらくなってしまうため、適度に区切り、間に人物描写を入れましょう。



――――――――――――――――


●間に地の文を入れる


複数の人物が会話している場合、長い間セリフだけでやり取りしていると、誰がしゃべっているのかわからなくなってしまう可能性があります。


また、どういう表情をしているのか、どんなしぐさをしているのかなど、人物の情報がないために状況がイメージしづらくなってしまいます。


セリフの間には適度に地の文を入れて、話している人物たちの情景がイメージできるようにしましょう。



――――――――――――――――


●「○○と言った」を多用しない


セリフがある時点で「言った」のはわかりますので、それ以外の情報を入れましょう。


「髪の毛をかきあげた」や「○○は僕の顔を覗き込む」など、情景を入れる事で、セリフも引き立ち、魅力的な会話や人物になります。



――――――――――――――――


●口調や会話の内容で、誰が話しているのかわかるようにする。


複数の人がいて、誰がしゃべっているのかわからなくなると、読者は混乱してしまいます。


しっかりと人物を書き分け、口調や会話の内容で誰のセリフか、読者がちゃんとわかるようにしましょう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る