アナタがいつも大切にしているもの、実はアナタも見られているかも。

いやー、すごいしっかりと丁寧に書かれた作品です。
現実感あるお話の中で語り部となる「私」が愛用の楽器であること。その視点から語られる持ち主への思い出や敬意は思わずグッとくるものがあります。
それに同じ楽器でもこんなに音色が違うのかと手を打つシーンもあったり、昔少しだけ吹奏楽でトランペットをやってた時の思い出が蘇りました。

ちょっとした隠れた名作だと思うのでみなさんもぜひ。

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