ハードカバーで読みたい

作者の知識量と卓越した構成力が読者を圧倒します。
カクヨムでは見かけない本格的な国際ハードボイルドサスペンスでした。
そのくせ、文章は固くなりすぎず、とても読みやすいのです。
フィクションなのにとてもリアルなこの作品は、途中で読むのを中断するのがとても辛いので、時間があるときに一気読みしてほしいです。
これは四六判ではなく、ハードカバーで読みたいです。
また、物語のスケールが大きく、絵的に見栄えがしそうなので映画化などのメディアミックスにも向いていると思います。

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