書くのも読むのもファンタジーが多めです。 児童文学〜少女小説周辺を彷徨っている感じの話を書きたがります。 よろしくお願いします。 ※長編の番外編とお遊びは「…
遠く異国に嫁いだ、容姿に恵まれない姫。王宮に雇われし、楽士。二人の間を強く結んだのは、歌うこと。ウードの音色も、二人の歌声も、聴こえないはずの音楽が心に浸透し届くようです。若干十七歳の、いわ…続きを読む
大国より遠く離れた砂漠のオアシスへ和平の印に贈られたのは、容姿に恵まれぬ姫でした。才能を秘めながら寡黙の中に自分を隠し、ちっとも笑わぬその姫は、王のハレムでウード弾きの歌人と出会います。乾いた砂を…続きを読む
沙漠の交易路の宿場町で、老いたうたびとが、思いがけず高く澄んだ声で歌物語を紡ぎ出す。彼の若かりし日、仕えていた王宮。そこに嫁いできた、ひどく醜い東の国の姫のこと。まるで唐代シルクロードのオ…続きを読む
まだ始まったばかりなのですが、文章から溢れ出る情景の素晴らしさに、ついレビューしたくなりました。 物語の語り手はウードを弾く楽師。仕えている身ですので、傍観者でいるしかありません。その彼の口を借…続きを読む
もっと見る