第10章 心臓の悪魔

 春日涼かすがりょうの腹部に突き立てられたナイフは動脈を傷つけ、内臓にも損傷を与えていた。止めどなく溢れる出血は輸血でも補い切れず、致命的な内臓損傷もあり、賢明な処置の甲斐なく、春日は帰らぬ人となった。

 冷たくなった恋人にすがって泣いていた野田里沙子のだりさこは、今は運ばれてきたストレッチャーの上に寝かされていた。ショックの余りか、気を失ってしまったのだ。

 さほど離れた距離をおかず、同じように横になっている二人の恋人。だが、片方の目はもう二度と開くことはない。里沙子は病室に運ばれ、春日の遺体はそのまま司法解剖に回されることになった。

 私は困憊しきり、崩れるように長椅子に腰を落としていた。探偵と刑事は廊下に立っている。さすがにタフなのか、それとも使命感に押されてのものなのか。


理真りま、寝たほうがいいわ」


 刑事が口を開き、探偵も「ええ」と小さく答えた。私は腕時計を見る。翌日の日付になっていた。

 病院の仮眠室をひとつ借りて、私たちは睡眠をとった。



 目が覚めた。まぶたを擦り、眼鏡を掛けて時計を見ると、午前七時。昨夜もなかなか寝付けなかったので、正味五時間も寝ていない。が、もっと睡眠を欲する気にはなれなかった。理真はまだ寝ていたが、丸柴まるしば刑事のベッドは、すでに空だった。


由宇ゆうちゃん、おはよう」


 その丸柴刑事の声がした。仮眠室に入ってきた丸柴刑事は頭にタオルを巻いており、シャワーを浴びたあとらしい。おはようございます、と私も挨拶を返す。私たちの会話の声を聞いたのか、理真も眠そうな目を擦って上体を起こして、


「由宇、丸姉まるねえ、おはよう……」


 言い終えてから大きなあくびをする。


「理真、由宇ちゃんもシャワー浴びてきなさいよ。替えの下着はコンビニで買ってきてあげたから」


 タオルでわしゃわしゃと髪の毛を拭きながら、丸柴刑事は机の上のコンビニ袋に目をやる。ありがたい。ひとっ風呂浴びてすっきりしたいと思っていたところだ。私と理真はそろってシャワー室に向かった。


「はあー……」と隣で気の抜けた声がする。直立して目を閉じ、シャワーを浴びている理真のものだった。シャワーヘッドの付いた壁に背を向けているので、そのまま合掌したらまるで滝行に挑む修験者だ。浴びているのは凍るような温度で殴り付けてくる滝水ではなく、心地よい勢いで頭皮を叩く適温四十二度のお湯だが。


「里沙子さん、大丈夫かな……」


 私のその声に、理真はまぶたを開けた。私は続けて、


「でも、最後まで春日さんのそばにいられたのは、不幸中の幸いと言っちゃなんだけど、よかったのかもね」

「それだよ」理真は、くるりと私を向いて、「里沙子さんが、春日さんの最後に立ち会えたのは、どうして? 本来であれば病室のベッドでぐっすりと寝てるはずの時間だよ」

「それは、病院に電話があったからでしょ。重傷の春日さんが運ばれていくから、恋人の里沙子さんを起こせ、って」

「その電話を掛けてきたのは、誰?」

「春日さんを刺した、犯人……?」

「だとしたら、何なの? 春日さんのことをナイフで刺しておいて、恋人には死に目に会わせてやろうという慈悲を起こしたってこと?」

「……わけが分からないね」


 理真は顔に貼り付く前髪を払うと下を向いて、下唇に指を当てた。


 シャワーを終えた私たちは丸柴刑事が買ってきてくれた新しい下着に着替え、ドライヤーの熱風を髪に当てた。どうでもいいが、どうして丸柴刑事が私と理真の下着のサイズを知っているんだ? ぴったりだったぞ。偶然か?

 服も着終えて、出られる準備を整える頃には午前八時を回っていた。仮眠室に丸柴刑事の姿はなかったが、すぐに戻ってきた。


「理真、里沙子さんに面会しようかと思ったけど、断られたわ。しばらく、そっとしておいてほしいって」

「無理もないね……」


 ドライヤーを止めて理真が言った。丸柴刑事も頷いて、


「今朝から捜査員も動いてるわ。春日さんの職場にも聞き込みに行ってるって。現場で発見された髪の毛もDNA鑑定を始めた。それと」丸柴刑事は一瞬言葉を止めて、「田山信治たやましんじさんの家から、和泉麻利亜いずみまりあさんが使用していたヘアブラシを持って来て、付いていた髪の毛もDNA鑑定に掛けているわ」

「丸姉、それって……」

「そう、比較するために必要でしょ。もちろん、大崎志穂おおさきしほさんにも話をして、髪の毛を提供してもらったわ」


 DNA鑑定。現場から発見された髪の毛は、事件関係者の誰かのDNAと一致するのか? 髪の毛は女性のものと考えられている。


「あ、丸姉、神部かんべ先生は?」

「神部先生? 里沙子さんの主治医か。そういえば、見ていないわね。里沙子さんに面会を申し込んだのも、ナースステーションにいた看護師を通してだし」

「ちょっと、会いに行ってみようよ」


 理真の提案で、私たちは出掛けられる準備を整えて仮眠室を出た。

 ナースステーションに神部医師への面会を求めると、まだ出勤してきていないという。


「まだ来られていない? 何か用事でしょうか?」


 理真が若い女性の看護師に訊くと、


「はい。今朝早くに電話があったそうで、家の用事があって、ちょっと遅くなると。午後までには来られるということでした」

「そうですか……。あ、ちょっと、いいですか? 510号室の野田里沙子さんのことで」

「はい、私に答えられることでしたら」


 理真の魂胆が分かった。口の硬そうな神部医師が不在のうちに、里沙子についての情報を訊き出そうということか。


「野田さんの恋人の、春日さんのことは、もう?」

「はい、今朝出勤してきて耳にしました。どうしてこんなことに……」


 看護師は目を伏せた。


「春日さんのことは、皆さんもご存じだったのですね」

「ええ、循環器科の医師、看護師で知らない人はいなかったでしょうね。多分、仕事のお休みごとにお見舞いに来られて。お休みだけではなく、会社帰りでも面会時間に間に合えば、少しでも顔を出しておられましたね」


 そうですか。と理真は一拍置いて、


「野田さんの病状は、正直、どうなんでしょうか?」

「かなりお悪いとは聞いています……」


 看護師は語尾を濁し、周囲に目を走らせた。患者のプライバシーに関わることのため、軽々しく口に出来ないのだろう。それを察したのか丸柴刑事が、「捜査に関係のあることなので」と警察の立場からもお願いした。探偵と刑事、おまけにワトソンの三人から視線を浴びせられ、


「では、こちらのほうへ……」


 看護師は、ナースステーションの奥の応接スペースに私たちを促した。


「野田さんの心臓は手術が成功すれば完治する病気なのですが、その手術というのが……」

「難しい術式じゅつしきなのですね?」


 理真の声に看護師は頷いて、


「失敗したら、命が失われてしまうでしょう」

「手術以外に直す見込みはないのですか? 内科的治療とか、最近でしたらカテーテル療法とか」

「痛みを和らげたりは出来ますが、その場しのぎの域は出ません。完治させるには、思い切って心臓にメスを入れるか……」

「入れるか?」

「はい、もしくは、心臓そのものを取り替えてしまうか……」

「心臓を取り替える……臓器移植ですか?」


 看護師はゆっくりと頷いた。続けて理真は、


「心臓移植をすれば、里沙子さんの病状は完治すると? もしかして野田さんは、心臓移植待機者、レシピエントなのでしょうか?」

「いえ。現在、臓器移植を待つ待機者、レシピエントとして登録されるには、様々な条件があります。その中のひとつに、臓器移植以外に治療方法がない、というものがあります」

「野田さんは、手術を行えば助かる見込みがあるため?」

「はい。それに、登録が出来たとしても、待機順はかなり後のほうになってしまうでしょうね。移植を受けられるまでに、どれほどの期間を要するか……。特に心臓というものは、肝臓や腎臓と違い、人ひとりに対してひとつしかないうえ、生きている人からの提供が望めません。圧倒的に提供量が少ないのです」

「確かにそうですね。そういえば、肝臓は切除しても、また肝細胞が増えてくるという話を聞いたことがあります。肺や腎臓も二つある。生きている人が片方を移植に提供することも可能……」


 理真は人差し指で下唇に触れ、しばらく無言でいたのち、


「……ありがとうございました。貴重なお話を伺えました」と立ち上がり、「それと、神部医師のご自宅を教えていただけますか?」



 神部の自宅住所を聞いて、私たちは駐車場に停めてある覆面パトに乗り込んだ。


「どうしたの理真。神部さんが出勤してくるまで待ってられない? 珍しく朝ご飯も食べないで」


 確かに。だが事件が起きれば、さすがの食いしん坊探偵も食事を抜くことは珍しいことではない。


「うん、ちょっとね……」


 と言いながら理真はカーナビに神部宅の住所の目的地入力を終えて。


「到着まで二十分掛からないね」


 画面には、現在位置から目的地までの行路を示したマップが表示された。「じゃあ、出発するわよ」と丸柴刑事はハンドルを握りアクセルを踏んだ。


「あれ? この道」


 行路の途中で丸柴刑事は呟いて周囲を見回した。


「丸姉、やっぱり?」


 助手席から理真も車窓の外を見る。


「うん。この道だと、春日さんが襲われた現場を通るわ」

「そうだよね。私もカーナビの地図を見て、そうなんじゃないかと思った」

「理真、これを確認するために、神部さんの住所を訊いたの?」

「ほら、やっぱり」


 と理真が指をさしたフロントガラスの向こうに、赤色誘導灯を振る警察官の姿が見えた。


「申し訳ありません、この先は通行止めで……あ、丸柴刑事」


 車を止めた警察官は、運転席に座った県警捜査一課刑事を知っていたようだ。丸柴刑事は警察官に、


「この先は昨夜事件があった現場よね」

「はい。まだ捜査中ですので。昨夜の雨で作業が中断されてしまっていたもので」


 昨夜の雨雲は、数時間大地を濡らしただけで上空から去っていた。


「だって。理真、迂回していくわ」


 助手席の理真は、下唇に指を当てたまま黙り込んでいた。警察官は運転席の横から離れ、持ち場に戻っていく。


「丸姉、待って!」


 理真は、迂回するためにハンドルを切ろうとした丸柴刑事を止めると、車外に飛び出して現場のほうを見てから、携帯電話を取りだしてダイヤルした。何事か通話をし終え、電話を切った理真は、運転席側の窓に寄って、


「丸姉、ちょっとここに留まろう」

「留まる? どうして」

「ちょっと……」


 理真は持ち場に戻っていった警察官のもとに駆けていった。丸柴刑事、私も降車して理真を追う。理真が警察官に「すみません」と声を掛けたところだった。


「反対側にも通行止めを知らせる警察官の方が立っていらっしゃいますよね。その方と話をさせてもらいたいのですが」


 理真の頼みに警察官は、丸柴刑事に理真と私の身分を確認してから、規制線を上げて私たちを通してくれた。

 現場には、まだ春日の青い車が停められっぱなしになっていた。血だまりは昨夜の雨でほとんど洗い流されてしまっているようだ。現場検証を続ける捜査員たちに挨拶をして、私たちは現場を抜けて反対側の規制線をくぐった。理真は、そちら側に立つ警察官に話し掛ける。


「すみません。こちら側から車は何台くらい来ましたか?」

「三台、止めましたね」


 警察官は答えた。さらに理真は、


「その中に、女性ドライバーが運転する白いセダンはありましたか?」

「いえ、ありませんでしたよ。背広のサラリーマンが運転する黒いコンパクトカーと、工事作業員が運転するバン。あとは宅配便のトラックを一台止めて迂回してもらっただけですね」

「そうですか。すみませんが、ちょっとここで一緒に張らせてもらってもいいですか?」

「え、ええ、私は構いませんが……」


 警察官は丸柴刑事の顔を見て、彼女が頷いたのを見ると、もとのように持ち場に立った。理真もその後ろに腕を組んで仁王立ちしたが、


「由宇、車からマフラー持って来て。忘れて来ちゃった」


 私にお使いを頼むと、くしゃみをひとつ飛ばした。

 取ってきてやったマフラーを礼を言って受け取り、理真は首に巻いた。丸柴刑事は長期戦を覚悟したのか、現場に戻って捜査を手伝っている。私は理真の隣に立って、


「ねえ、誰を待ってるの?」

「神部先生」

「神部先生? あ、さっきの電話は病院にか。神部先生の車の車種を訊いてたのね」

「うん、それと、神部先生が出勤してきたら連絡もらえることになってる」

「どうして?」

「神部先生が、この道を通るか確認してる。この道は、神部先生の自宅から病院までの最短ルートでしょ。通勤に使っているはず」

「ああ、そういうことか」


 確かに、神部は出勤に、病院と自宅間を結ぶ最短ルートである、この道を使っている可能性が高いだろう。信号も少なく、絶好の通勤路のはずだ。


「で、どうして神部先生を待ってるの?」

「もし、神部先生がこの道を通らなかったら……」


 そこまで言ったとき、理真の携帯電話に着信があった。携帯電話を取りだして理真は通話を始める。


「はい……はい……そうですか。ありがとうございました」


 理真は携帯電話を切って、見張りの警察官に「ありがとうございました」と挨拶をして戻る。


「神部先生、ついさっき出勤してきたって」

「そうなんだ。何の用事で遅れたんだろうね。……あ、理真、神部先生、この道に来なかったね」

「うん、そう……だから……丸姉!」


 理真は現場で作業をしている丸柴刑事を呼んだ。丸柴刑事は捜査員に挨拶をして私たちと合流すると、三人で覆面パトに戻った。


「理真、病院に戻るの?」

「そうね、神部先生に……あ、丸姉、現場から何か新しい発見はあった?」

「ううん、今のところ特には。あ、理真、城島じょうしま警部から捜査状況について教えてもらった」

「春日さんのね。じゃあ、それを聞いてから出発しよう」

「分かった」と丸柴刑事は手帳を開いて、「まず、春日さんの死亡推定時刻は昨夜の午後九時前後と見られる。119番への通報が九時十三分だから、刺されてすぐに通報されたみたいね。電話局への調べで、病院に里沙子さんを呼び出した電話は、公衆電話から掛けられていたことが分かった」

「公衆電話から? そこでも身元を特定されないようにしたのね、きっと」

「多分ね。その公衆電話のある場所は、ここからそう遠くないわ。そっちに捜査員も行ったけれど、めぼしい手掛かりはなし。現場に落ちていた凶器は、春日さんを刺したものと見て間違いないわね。傷口の形状と一致した。指紋はやっぱり出なかったわ。それと、春日さんの身辺を調べたんだけど、予想通り、春日さんのことを悪くいう人は誰もいなかったわね。怨恨の線はあり得ないかも」

「そうか……。丸姉、他には?」

「うんとね。これは事件に関係あるかどうかだけど、春日さん、車を買い替える予定があったらしいわ」

「車って」と理真は現場方向を見て、「あの、青いセダン?」

「そう。行きつけの車屋の話だと、もっと小さくて低燃費の中古車で、いいのを探してたんだって。春日さんの車は人気車種で状態もいいから、結構な値段で買い取って、ほとんど差額なしで車を入れ替える予定があったそうよ。多分、ガソリン代や税金を抑えようと思ってたんでしょうね。里沙子さんのために」

「そうだったんだ……でも、まだあのセダンに乗ってたってことは、入れ替える予定はまだ先だったの?」

「それがね。いい車が見つかって、四日前の十二日に本当は入れ替える予定だったんだって。それが、春日さんが車屋に電話して、急遽入れ替えを一週間待ってもらってたそうよ」

「待ってもらった? それは、まだあの青いセダンを使う予定があったから? しかも、十二日に連絡を……急遽……。丸姉、その前日の十一日は、田山たやまさんが殺された日よね」

「そう。十一日の午後十時から十一時の間にね。あ、それと、田山さんといえば、新しい情報が入ってきたわ」

「なに?」

「田山さんは知っての通りご両親を亡くされていたんだけれど、母方の親戚に伯父さんがいてね、この伯父さんに、田山さんのお父さんが生前とてもお世話になってたんだって。今ある家も、その伯父さんが建ててあげたようなものなんだって。で、その伯父さんが、田山さんに対して、早く結婚しろって口うるさく言ってたそうよ。男は二十代半ばまでに身を固めないと駄目だ、みたいな固い考えの人らしいの」

「へー。田山さんて、いくつだったんだっけ?」

「二十六歳。伯父さんの持論でいえば、ぎりぎりね」

「でも、麻利亜さんがいたから、伯父さんも何も言わなくなってたんじゃないの?」

「うん。でも、麻利亜さんを紹介する前は、かなり大変だったらしいわよ。『甥の信治は、二十歳を過ぎて数年も経つというのに、ひとりの女っ気もない』なんて親戚中にぼやいてたらしいわ。麻利亜さんがいなければ、強引にお見合いをさせる一歩手前だったんだって。だから、田山さんから麻利亜さんを紹介されたときは、それは喜んでたって。別嬪さんだな、とか笑って上機嫌だったらしいわ。ま、今やその二人とも他界しちゃったからね。伯父さん、かなりショックを受けてるみたい」

「そんなことがあったんだ……。でも、田山さんの携帯には、麻利亜さんの写真は一枚も……」


 理真は言葉を止め、人差し指で下唇に触れたまま、しばらく黙り込んだ。しばしば見せるこの動作は、理真が考え事をしているときのものだ。長考に入ったな、と、私と丸柴刑事は慣れっこなので、探偵の考えがまとまるまで、じっと見守る。


「丸姉! 写真は?」


 沈黙を破り理真が、がばりと顔を上げた。


「写真って? 何の?」

「復元してもらう約束の」

「ああ、麻利亜さんの携帯ね。もう送ってもらって、今日には県警に届くと思うんだけど」

「最短で、いつ頃見られるかな?」

「どうしたの急に? 確認してみようか……」


 丸柴刑事は携帯電話をダイヤルして耳に当てた。


「今日届いても、復元には明日一日は掛かるそうよ」

「そうか……。じゃあ、待つしかないか」


 理真は歯がゆそうに言ってから、


「丸姉、司令センターに行って、通報の音声を聞かせてもらおう。あと、応急処置に使われていたマフラーも」

「分かった」


 丸柴刑事はアクセルを踏んでハンドルを回した。

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