第6章 病棟の少女

 会議は終わった。出席した捜査員たちは続々と出て行き、会議室には五人だけが残った。私、理真りま、そして、城島じょうしま警部、丸柴まるしば刑事、中野なかの刑事の五人だ。


「警部、私は明日、野田里沙子のだりさこさんに会いに、病院に行ってこようかと思っているのですが」


 理真が明日の行動を口にした。城島警部は、


「入院している、和泉麻利亜いずみまりあさんの友人だな。何か事件に関わっている可能性が?」

「いえ、そこまではまだ。それを確かめるためにもと思いまして。何と言ってもこの事件の肝は、消えた麻利亜さんの死体です。麻利亜さん自身に何か秘密があり、それを野田さんが知っていないとも限りませんから」

「うむ。そうだな。その、和泉麻利亜の死体消失さえなければ、俺もさっき中野が言ったような事件構造もあり得るとは思っているのだがな」

「警部ー、そういうことは、さっき言って下さいよ」


 中野刑事がむくれた声を上げる。さらに理真が、


「私も、田山たやまさん、麻利亜さん、志穂しほさんの三角関係というのは、いい線行っている推理だと思いました」

「あ、そうですか。いやー、安堂あんどうさんに褒められるなんて、まいったな」


 途端に中野刑事はにやにやとして上機嫌になった。


「ですが」と理真は続けて、「紅葉狩りの隙を突いて志穂さんが麻利亜さんを殺害するというのは、どうでしょうか。あまりに不確実な手段だとは思いませんか。私も現場を見ましたけれど、岩の上に足跡は、麻利亜さんが足を滑らせたと思われるものしかないですし、他殺を疑うような痕跡は見られませんでした。当然、警察の捜査でも同じ結論が出されていると思いますが」

「うーん……まあ、確かにそうですね」

「しかも、恋人同士がデート中に単独行動をして、しかもターゲットの周りに誰もいなくなり、ひとりきりになるところを狙う必要があるんです。蓋然性の低い博打です。殺害方法もですよ。川の中に突き落とすなんて。それで大声でも上げられて人が集まってきたら」

「和泉麻利亜さんは、冷たい川の水に突然触れたことで心停止したと考えられているのよね。確かに、それを期待するのは博打が過ぎるわよね」


 丸柴刑事も麻利亜他殺説に疑問を投げかけた。さらに、


「それに、これもさっきの繰り返しになるけど、消えた麻利亜さんの死体は? どうなるの?」

丸姉まるねえ、三人の三角関係と、麻利亜さんの死体消失は、偶然重なった全く別個の事件という可能性もあるよ」


 理真の丸柴刑事に対する呼び方は愛称となっているが、このメンバー内であれば問題ない。丸柴刑事は、「それもあり得るわね」と言って、


「じゃあ、中野くんには、田山さんと麻利亜さんが行った荒川峡に聞き込みね。大崎おおさき志穂さんが同じ日、十一月三日に来ていたかどうか」

「それは構わないですけれど、丸柴さん、肝心の大崎志穂の写真はあるんですか? 俺、会社に聞き込みに行った時に履歴書を借りようかとも思ったんですけれど、まだ参考人でもない段階からそれはまずいなと思って」


 中野刑事が訊くと、城島警部が、「それはこちらで用意しよう」と大崎志穂の写真の手配を約束した。


「丸柴も理真くんと由宇ゆうくんに付いていってやれ。いくら探偵といっても、面識のある警察官がいたほうが信用されやすいだろう」


 城島警部は丸柴刑事も私たちと同行するよう命じた。丸柴刑事が一緒であれば心強い。

 明日の行動が決定したことで、この場は解散となった。丸柴刑事とは、明日の昼前に覆面パトでアパートまで迎えに来てもらい、野田里沙子が入院している病院へ行くことになった。病人が相手のため、朝早いよりはお昼くらいにゆっくりと会ったほうがいいだろうとの判断だ。



 翌朝は行動開始が遅いため、私も理真もゆっくりと寝た。私も理真の部屋に泊り、起きがけに窓を開けたがすぐに閉めた。朝の空気がとてつもなく冷たかったためだ。まだ毛布を被っている理真を横目に、私は歯磨きと洗顔を済ませると、パジャマの上にエプロンをつけて朝食の準備に取りかかった。


 丸柴刑事は午前十一時に迎えに来てくれた。理真が助手席、私が後部座席に乗り込むと、丸柴刑事はアクセルを踏む。途中で昼食を食べていくかと提案されたが、朝食が遅かったため、私たちはそのまま向かうことにした。理真が食事の誘いを断ったためだろう、「珍しい」と丸柴刑事はハンドルを握りながら笑っていた。

 病院の駐車場に覆面パトを入れ、私たちは病院の建物に入った。昨日一度来ているためか、丸柴刑事の足取りに迷いはなく、私と理真は、グレーのスーツ姿の女性刑事について歩くだけだ。「一応、今朝連絡を入れて、面会のアポは取ってあるから」とエレベーターの中で丸柴刑事は教えてくれた。

 私たち三人を乗せた箱は、循環器科の階数を示す〈5〉をパネルに表示させると停止した。廊下を歩き私たち、というか丸柴刑事は〈510号室〉に入っていった。私と理真も当然あとに続く。四人部屋の手前右側が目指す病床だったようだ。


「里沙子さん」


 丸柴刑事がカーテンの引かれた向こうに小さく声を掛ける。すぐに「はい」と丸柴刑事に負けない小さな声で返事が聞こえ、カーテンがゆっくりと引かれた。ベッドに半身を起こした女性が笑顔を見せ、すぐにきょとんとした表情に変わった。丸柴刑事の後ろに立つ私と理真を見たためだろう。が、すぐにその顔はまた笑みに戻り、


「探偵さん?」


 興味深そうな目で訊いてきた。理真と私は、ゆっくりと頭を下げた。


 他のベッドの患者さんはお昼を食べたばかりで寝ているし、事件の話をするからと、里沙子は私たちを最上階のラウンジに誘った。エレベーター前のナースステーションの横を通る際には、「ラウンジにいます」と里沙子が看護師に声を掛けていた。

 エレベーターに乗ってラウンジに出る。平日の昼間であることからか、人の姿はまばらだった。四方の壁は多くの面積がガラス張りとなっており、市内の風景が一望出来る。私たちはその東側を望む長椅子に腰を下ろした。


「探偵さん?」


 理真と丸柴刑事に挟まれる形で座った里沙子が、理真と、さらにその隣に座った私の顔を交互に見て、もう一度尋ねてきた。


「探偵は私。安堂理真っていうの」と理真が自己紹介をして、奥に座っている眼鏡は助手だと私のことも紹介してくれた。


江嶋えじま由宇です。よろしくね」


 私が微笑むと、里沙子は、


「江嶋さんは、安堂さんのワトソンなんですね」


 と言って、にこりと笑った。『ワトソン』なんて専門用語(?)を使ってくるとは。


「探偵のこと、詳しいんだね」私が言うと、

「はい。エラリー・クイーンが好きです」里沙子は笑った。


 野田里沙子。二十一歳と聞いているが、その年齢よりも幼い印象を受ける。年齢を考慮しても童顔で背も低く、首筋に掛かる程度に切りそろえただけのさらさらなショートヘアも、少女性に拍車を掛けている。スカイブルーの院内着から覗く手脚も細くて白い。触れただけで折れてしまいそうだ。里沙子は、今まで見せていた笑顔を消して、理真を見ると、


「麻利亜の彼氏のこと? 探偵さんが出てくるくらいの難事件なんですか?」


 理真は、「うん、ちょっとね」と詳しい説明は誤魔化して、


「あのね、野田さん」

「里沙子、でいいですよ」

「じゃあ、里沙子ちゃん、和泉麻利亜さんと、その彼氏の田山信治しんじさんのことについて、話を訊かせてもらえるかな。昨日、丸柴刑事に訊かれたことと重複するかもしれないけれど」

「いいですよ。それって、探偵の決まり文句ですよね」


 里沙子は、クスクスと笑う。屈託のない笑顔だ。が、すぐに笑顔を収め、麻利亜について話してくれた。

 和泉麻利亜と出会ったのは、高校二年のクラス替えのときであること。二人とも内気な性格だからか、活発な同級生たちの輪からはみ出したもの同士、自然と仲良くなり友達になったこと。当時から体の弱かった自分のことを、我がことのように心配してくれたこと。自分が施設暮らしだったため、よく麻利亜の家に泊まりに行かせてもらい、麻利亜もそれをとても喜んでいたこと。高校卒業後、自分は就職し、麻利亜は進学と離ればなれになるとき、号泣してくれたこと。


「私は、二人とも県内に残るんだし、別にいつでも会えるって思ってたから、そんなに泣かなかったんですけれどね。そうしたら麻利亜、『ごめんね、引いた?』って、自分が泣きすぎたって思ったのか、そのことを気にしちゃって」


 里沙子は笑みを作ったが、同時に、まなじりに溢れたものを拭う仕草も見せた。鼻をひとつすすってから、里沙子は話を続けたが、自分に職場で彼氏が出来、お祝いに二人きりで飲んだことや、自分に心臓の病が見つかり、退職を余儀なくされたことを伝えた夜のことを話す頃には、里沙子の口から出る半分は、言葉ではなく嗚咽に変わっていた。里沙子は懐から取りだしたハンカチを目に当てた。淡い桃色の生地が濃い色に染まっていく。

 顔を伏せて肩を揺する里沙子の背中に理真は、そっと手を置いた。

「すみません」の言葉とともに里沙子が顔を上げたのは、数十秒後のことだった。

 誰も、理真も掛ける言葉が見つからない。といったように黙していたため、


「かわいいハンカチだね」


 私が里沙子に声を掛けた。たったいま彼女の涙を吸い込んだ桃色のハンカチを見ながら。私の声を聞くと里沙子は嬉しそうに微笑んで、


りょうに買ってもらったんです。まだ、入院する前に、二人で買い物に行ったときに」


 里沙子はハンカチを広げた。その角には、かわいらしい天使の刺繍が施してある。口にした涼、とは、里沙子の恋人の春日かすが涼のことだろう。まだ目は赤かったが、広げたハンカチを見つめる里沙子の口元には、笑みが浮かんでいた。里沙子はハンカチを畳むと、「すみません、お話の途中でしたね」と、証言を再開した。


「麻利亜の彼氏の、田山さんにも、一度だけ会ったことがあります。いつもは麻利亜ひとりだけなんですけれど、一回、二人でお見舞いに来てくれたときがあったんです」と里沙子は落ち着きを取り戻すと話を再開して、「とてもやさしそうな人でした。そのときに、涼も一緒だったんですけれど。涼も、『麻利亜さん、良い人みつけたな』って言ってくれてたのに……」


 話すうちに再び里沙子の目に、こみ上げてきたものが滲む。


「殺されるなんて……どうして……」


 そう口にする頃には、里沙子はまたハンカチを目に当てていた。天使が白い頬に触れる。

 里沙子が落ち着くと、理真は麻利亜の友人の大崎志穂についても訊いたが、里沙子は志穂の存在は麻利亜を通して聞いていただけで、会ったことはないと答えた。

 エレベーターのドアが開く音がして、足音が私たちの背後で止まった。同時に、「里沙子」と声が掛けられ、その声に反応して里沙子が振り向く。


「涼、どうしたの? 今日は随分と早いじゃない」


 私たちの後ろに立っていた背広姿の男性は「昨日出張だったから、早く帰してもらったんだよ」と言うと、私たちに向かって会釈をした。


「私の彼氏の、春日涼です」


 里沙子が男性を紹介してくれた。その目は、すでに乾いていた。恋人の登場が、里沙子の目に滲んでいたものを吹き飛ばしたかのようだった。


 丸柴刑事が横に除けて、里沙子の隣に春日を座らせる。五人が腰を下ろすと、長椅子は満席となった。

 里沙子の恋人、春日涼は、名前の通り涼やかな美男子だった。年齢は里沙子よりも少し上の二十三歳ということだが、恋人二人揃って童顔のため、春日が背広さえ着ていなければ高校生くらいのカップルに見える。春日は昨日から県外に泊まり掛けの出張で、今日の昼前に帰社したのだが、出張先で夜までお客と打ち合わせをしてきたことから、その分早退させてもらったのだという。


「彼女さんが入院生活なのに出張とは大変ですね」


 理真が言うと、春日は首を横に振って、


「ええ。でも、出張手当が出ますから。だから僕、出張は進んで行くようにしてるんですよ」


 と笑った。その出張手当は恐らく、里沙子の入院、治療費にあてがわれるのだろう。


「里沙子のことは、先生に任せておけば安心ですしね」と春日は理真から恋人に会話相手を移して、「今日は、神部かんべ先生は? いる?」

「うん。今日はずっと病院にいらっしゃるって」


 里沙子は答えた。神部とは里沙子の主治医の名前なのだろう。


「涼、神部先生に何か用事でもあるの?」

「うん、ちょっとね」

「何? もしかして……入院費のこと?」


 途端に里沙子の表情が暗くなった。春日は、「違うよ。病院の設備のことで、ちょっとね」と笑う。


「春日さん、安堂理真と言います」と、ここでようやく理真が名乗り、初対面である丸柴刑事と私のことも春日に紹介した。


「探偵? 警察の方が話を訊きに来たって、昨日里沙子から聞いていたから、僕はてっきりお三方とも刑事なのかと。いや、刑事の三人が三人とも女性だなんて、おかしいなとは思っていたんですよ」


 春日は自分の勘違いを笑い、「加えて、美人揃いで」とうっかり(正直な)発言をして里沙子に睨まれていた。

 春日にも、麻利亜と田山に対しての印象を訊いたが、返ってきた答えは里沙子以上に簡単なものだった。彼は麻利亜、田山両者ともに、二人で見舞いに来たときにたまたま同席しており、その一度きりしか会っていないため、よく分からないと答えた。が、そこで里沙子が、


「あ、そう言えば涼、一度田山さんの家に行ってもらったことあったじゃない。ほら、私が、麻利亜にお線香上げに行くって聞かなかったとき。いつ痛みが出るか分からなくて外出は危ないからやめろって言って、じゃあ、代わりに僕が行ってきてやるからって」

「あ、ああ、そうだったね……」


 春日は頭を掻いた。「しっかりしてよ」と里沙子は笑う。


「そうなんですか。春日さんは田山さんのご自宅に行かれたことが」と理真は、「それはいつのことでしょう?」

「えっと……いつだったかな」


 再び頭を掻く春日に、里沙子が、


「日曜日だったから、六日だよ。私、憶えてる」

「そうだっけ。はは、里沙子は記憶力がいいな」


 彼氏に褒められて、里沙子は満面の笑みを作った。が、気のせいか、その表情が一瞬歪んだように見えた。


「里沙子、痛みが出てきたんだろ」


 涼が声を掛けた。その声を聞くと、まるで我慢していたものが溢れ出たとでもいうように、里沙子は額にうっすらと汗を滲ませ、何かに耐えるように口元を結んだ。表情が歪んでいるのは、今度は気のせいではない。春日の目を見た里沙子は、「ちょっと……」と呟いて自分の胸に手を当てる。それを聞いた春日は、「もう戻ろう」と心配そうな顔で里沙子の肩をそっと抱いた。痛みを堪えるような表情をしながらも、里沙子は笑みでそれに答えた。


 私たちは五階に戻った。ナースステーションの横を通る際に、里沙子の肩を抱いたまま春日は足を止めて、


「神部先生」


 とカウンターの奥に声を掛けた。その声を聞いて、ひとりの白衣の医師が振り返る。肩に掛かる程度まで伸ばされた髪が揺れた。呼ばれた医師は女性だった。医師は、春日に肩を抱かれた里沙子を見ると飛んできて、


「野田さん、痛みが出たのね」


 と里沙子の体を支えた。里沙子は、「横になれば治まります」と汗を浮かべながらも笑顔で答えていた。春日と神部医師に左右から抱かれながら、里沙子は病室に戻る。


「神部先生、あとでお話が」


 里沙子を挟み、春日は神部医師にそんな言葉を掛けていたが、神部は、まるでその声が聞こえていないかのように無表情だった。


 510号室に戻った私たちは里沙子をベッドに寝かせた。横になると里沙子の表情は少し和らぎ、まぶたを閉じ、すぐに寝息を立て始めた。

 病室を出た私たちは、同じ階にある休憩所に足を運んだ。里沙子を一緒に運んだ神部医師はナースステーションに戻っていた。


「春日さん」理真が春日に声を掛け、「野田里沙子さんは、心臓を悪くされているんですか」

「ええ。今は薬の服用で持たせていますが、いずれ手術は必須だと聞きました」

「難しい手術なのですか?」

「そこまでは、僕には」

「そうですか……」と、ひと呼吸置いてから理真は、「麻利亜さんと、田山さんについて、何か気付いたことや、気になることはありませんか?」


 話題を変えた。それに対して春日は、


「ラウンジでも話した通りです。何もありません」

「里沙子さんの耳がない場所なら話せるとか、そういうこともありませんか?」

「どういう意味ですか。そんなのありません」

「そうですか。すみませんでした」

「いえ、こちらこそ……」


 春日は詫びた。理真に対して若干語気を強めて答えたことに対してだろう。その理真は次に、


「では、大崎志穂、という女性はご存じですか?」

「……いえ、知りません」春日は短く答え、「申し訳ありませんが、僕はこれから神部先生とお話があるんです」

「神部先生というのは、先ほどの女医さんですね。里沙子さんの主治医さんなんですか?」

「ええ、そうです。ですので、今日のところはこれくらいで……」

「あ、最後にひとつ」


 休憩所から出掛けた春日を理真が呼び止めた。振り返った春日に、


「十一月十一日の夜十時から十一時の間、どちらにいらしたか、聞かせてもらえませんか?」


 田山の死亡推定時刻だ。春日は少しの間、理真の目を見て、


「十一日……今日は何日でしたっけ」

「十五日ですので、四日前です」

「ということは……金曜日の夜ですか。アパートの部屋にひとりでいました。金曜日のその時間は、だいたいいつもそうです。病院の面会時間も過ぎていますので。ちなみに、アリバイを証言してくれる人はいません。ひとり暮らしなもので」

「わかりました。お引き留めしてすみませんでした」

「いえ。じゃあ」


 小さく頭を下げて、春日は今度こそ休憩所をあとにした。私たちも休憩所を出てエレベーターに乗り込む。エレベーターのドアが閉まる寸前、春日が神部医師を呼び止めているのが見えた。春日は一瞬だけ、こちらに目を向けていた。

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