星と星をつなぐように、運命の糸はつながっている

 占い師の一茶は、あやめから不思議な異能の力を受け継いだ……。
 そこから始まる、十二星座になぞらえた十二章からなる物語です。

 序盤の日常から、ゆっくりと、しかし確実に、一茶は不思議な巡り合わせの運命に絡め取られていきます。
 一茶の、読者の知らないうちに、事態は密かに蠢いていて、ふと気づいたときには……。
 そんな展開が待っています。
 
 十二星座がひと巡りしたとき、いったいどんな運命が浮かび上がるのでしょうか。

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