正直に向き合う心があるからこそ

環境次第で心って容易く擦り切れるものだけれど、その自衛手段はいくつかある。とても計算高く、少しだけ欲望に忠実。すると、こうなってしまうというお手本のようなろくでなし。
それでも、触れられそうで触れられない根底にある優しさを、読者は知ることになるだろう。だから私は、一真さんを嫌うことがてきないのだ。

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