この温泉、パンツが湧きます。しかも側溝に溜まると、業者が確保して販売されるそうです。そんなパンツ風呂にヒロインの若女将と若い従業員の女性が入浴します。彼女達の素肌に触れた使用済みのパンツが売られているのです。素晴らしい世界だと思いました。そして大女将も入浴するシーンがあります。恐ろしいガチャだと戦慄しました。後半は想定の範囲外の意外な展開で面食らいましたが、幸薄いヒロインが健気に向上心を持って温泉旅館を立て直そうとする姿勢が、とても可愛らしかったです。
私以外の方のレビューは読まずに、本作品を読み始める事を勧めます。この事実は最後に知った方が面白いと思うので、何も触れませんが、能く続けて最後まで到達しましたね。私もkuronekoyaさんの企画に乗った経験が有りますが、その難しさが理解できます。それ故に星3つです。作品自体はパロディよりも、主人公の成長物語に重きが置かれています。暴走して空中分解することなく、着実に進んで行きます。それにしても、パンツ温泉の発想は奇抜ですね。どんな方が発想したのでしょうね。
この発想力、ちょっとすごいですよー。でもおもしろいのは発想だけじゃないです。旅館のためにがんばろうとする女子校生主人公がかわいらしいのも、またおもしろいですね。立派な大女将になってほしいとついつい応援しちゃいます。それにしても、パンツの素ってないですかね。あったら絶対に買いますよ僕は!!(笑)
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