あとがき
『書き出しだけ考えたので誰か続き考えてください』
確かこんな文面のツイートだったと思います。中身を見てみればなんとパンツの湧く温泉!まあなんと奇抜な設定でしょうか。こういうのを見ると、どうも『考案者のイメージを思いっきり裏切りたい!』という衝動に駆られてしまうんですよね。即、引き受けました(笑)。
ということで、この小説の題材、設定、そして冒頭部分(プロローグ)を考案して頂いたのは足羽川永都(エイト)さんです。それに従って、僕が物語を考えていったという形になっています。
今回目指したのは『阿呆みたいな純文学』です。と言いますのも、エイトさんに作成して頂いた設定の中に「人情絵巻」とありましたから、「もうこれしかねえ!純文にしてやらあ!」というノリで決めました(笑)。特に一章(プロローグ除く)の冒頭や最終話(エピローグ除く)なんかはその思考が顕著に顕れていますね。なんだか、題名からしてラノベやなんかみたいでしょ?だからこそ、読む人たちを裏切ってやりたい!そういう気持ちでここまで書き上げました。
そんなこんなで、構想から約半年、5万字近くも書き上げられたのは、考案者のエイトさん、そして応援を下さった皆様のお陰です。ここまで読んで下さった方々!拙作に最後まで付き合って頂き、本当にありがとうございました!!!
パンツ温泉の若女将は今日も大変なのです! 前花しずく @shizuku_maehana
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