老兵二人が人生の黄昏時に最後の一花を咲かせようとする物語。「木星の大気の底にある金属海」「ブラックホール兵器」「AI少女」などの道具立ては充分。高い筆力で読ませるストーリーの結末もリリシズムたっぷりで良かったです。
遠い昔はエースパイロットだったが、現在は連絡艇の船長として穏やかに暮らしていた爺さん。そんな爺さんが再びダイバー(人型機動兵器)に乗り込み、人生をかけたミッションに挑む物語。水無き海、金属海(…続きを読む
SF!これがSFでなかったなら何がSFか!1字1行1文読む度にどっぷりとヘルダイバーの世界に沈んでしまう! 若かりし頃の主人公は極限状態の戦場にその命を晒し、幾度の死線をくぐり抜ける。しかし、…続きを読む
男はかつて戦場の犬だった。 奪い、奪い、奪い、疲れ果てた彼は大戦が終われば抜け殻のように暮らし、そのまま静かに命を終える筈だった。 ――しかし、そんな彼の前に電子の妖精が舞い降りる。 戦…続きを読む
あらすじを見れば、誰もが驚くであろうジジイどもという言葉思えば、過去のロボット作品でもおっさんが出てくる事はあったが、まさか70を超える爺さんがロボットに乗るとは思うまいプロローグの衝撃は圧巻…続きを読む
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