老兵二人が人生の黄昏時に最後の一花を咲かせようとする物語。「木星の大気の底にある金属海」「ブラックホール兵器」「AI少女」などの道具立ては充分。高い筆力で読ませるストーリーの結末もリリシズムたっぷりで良かったです。
木星大気の底、金属海を舞台に戦う巨大人型兵器が、音響兵器、そしてブラックホールウエポンを撃ち合うって!老兵たちが若き日の戦場へ舞い戻る……というか、潜ります。3600万気圧の金属海に! その高…続きを読む
ジジイ発奮!最期に一花咲かせようというところに惹かれ、少しずつ読み進めて読破しました。非常に面白かったです。自分は人生で何か成しただろうか…残された時間が少なくなるほど考えさせられるのかもしれま…続きを読む
『木星の金属海を舞台とした人型ロボットノベル』『そこへ挑む主人公はなんと“78歳”のジジイ』という、色々な意味で前人未到なウリが詰まったこの作品。それらの要素が説得力のある描写で裏打ちされており、空…続きを読む
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