別に刺激的な出来事は要らない。かと言って何も起こらない日々など退屈だ。一人の人間に訪れる小さな充足。コレが一つの幸福の在り方だと思います。
尖ったり丸まったりしながら現代ドラマ中心に書いてます。 座右の銘は「死ぬまで生きる」。特技はデスボイス。 好きなジャンルは「日常における小さな大事件」。 閲…
閲覧者の方は合わせて、12月21日の近況ノートを御覧ください。作品に登場する編集者ご自身のコメントが掲載されています。私も編集者のご意見に同じです。でも、事実は小説より奇なり、と言いますが、こうい…続きを読む
若者の情熱が編集者の心に火をつけ、彼に夢を思い出させる――とても美しい物語です。読後感も素晴らしい。編集者の余命が短いことに確かに悲しみは感じるけれど、それを上回る希望がある。その悲しみの混ざっ…続きを読む
ホメロスの叙事詩で、神々によって投げ掛けられた言葉に対して、“翼ある”という枕言葉が使われています。“翼ある言葉”とは何かというと、学術的には全然正しくない勝手な解釈で、私はイメージ喚起力だと思っ…続きを読む
『七分間』も良かったですが、小生は『七時間』派です。よくある自費出版の話しかと思ったら、出版社勤務の彼に、あんな重大な秘密があったとは、驚きです。 涙腺が弱い人はこの作品を読む前にティッシュ―を…続きを読む
もっと見る