概要
消失のサイドストーリー。キョンの前に現れた謎の集団。その名はSOS団
年の瀬。今年も何事も無く一年が終わろうとしていた。
しかし、平穏な学生生活を送る俺の前に妙な連中が現れた。
無口な女子に、美人な上級生、いけ好かない男子、そして傍若無人な女だ。
こいつらは自分達を「SOS団」と名乗り、俺に接触してきた。
こんな妙な連中が同じ学校にいたのかと疑問に思ったが、それ以上におかしな事を言い出した。
俺が記憶喪失になっているんだと。
そんな訳あるか。俺は何一つ忘れちゃいない。お前らの事を知らないだけだぜ。
しかし、平穏な学生生活を送る俺の前に妙な連中が現れた。
無口な女子に、美人な上級生、いけ好かない男子、そして傍若無人な女だ。
こいつらは自分達を「SOS団」と名乗り、俺に接触してきた。
こんな妙な連中が同じ学校にいたのかと疑問に思ったが、それ以上におかしな事を言い出した。
俺が記憶喪失になっているんだと。
そんな訳あるか。俺は何一つ忘れちゃいない。お前らの事を知らないだけだぜ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魂を救うための物語。
消失世界はSTCデータの書き換えによって生じた世界、ということを完全に信用する場合、いくつかの救われない魂、彷徨う御霊がどうしたって生まれてしまうことになる。
従って我々は、存在する可能性があった並行世界という解釈を取りたい。取ることは可能である。そうですよね?
ところがこの解釈は、「あの世界」をある意味では否定する。してしまう。どうしたらいいのか? 「あの世界」を成立させたまま、俺たちの、そして、彼ら彼女らの魂を救うには?
という苦しみを解放する物語でした。よかったです。
ところで「この彼」には「あの出来事」の記憶がないが、しかし、この彼が存在したことそのものが…続きを読む