最初は『パラレルワールドじゃないんだからこんな話あり得ないだろ!』と思ったが、読み進めてみると、なるほどこういうこともあるかもな、と思わされた。原作の内容と照らし合わせていく心地よさがあった。作者は原作が好きなんだろうな、と感じた。「涼宮ハルヒの消失」が好きな人は読んでみてもいいかもしれない。
消失世界はSTCデータの書き換えによって生じた世界、ということを完全に信用する場合、いくつかの救われない魂、彷徨う御霊がどうしたって生まれてしまうことになる。従って我々は、存在する可能性があった…続きを読む
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