スマホが時を食らう。もうこのアイデアだけでご飯三杯は行ける!

大好きな伝奇物。魔物がでてきてそれを倒す少年少女たち。
それだけでも十分に萌えられる私ですが、そこに風刺を挟み込むアイデアが秀逸。
スマホを使う時間は妖魔に喰われているからだ、まるで「妖怪ウォッチ」のような理屈をアクションストーリーに大真面目に組み込んでいる。
そこに正統派の退魔師をからめ、つらい過去と、それに向き合う主人公たちというテーマ、フュージョン的合体要素でヒーロー性までかもし、次々に飽きさせない展開を提供してくれる。
最後まで楽しく読める作品だろう。


……まあ、なんだかんだ言っても、最後はウィズのかわいらしさがずるいの一言に集約されるのだが(笑)。

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