紛争地帯の戦争をテーマにした本格的社会派小説。というよりかはもっと読みやすく、もっと考えさせられる作品。
戦争は愚かだと強烈に訴えてくる作品。何百年も前から幾度となく争い続け、直接被害を受けたわけじゃないのに綿々と受け継がれていく恨み。自国の利益のために紛争に首を突っ込む強国。現地の人を人と思っていない…続きを読む
最初このお話を読んだ時、何故か胸が痛くなり、三話で読むのを中断してしまいました。今回、レビューを書くにあたって、もう一度、一話目から読み直しました。その結果……、何とレビューを書いたものか、今も…続きを読む
戦争は人間の生存競争である。だから人は争わずにはいられない。本作は戦争を様々な視点から表現することで、軽口でない反戦を訴え、戦争、いや人間のエゴを暴きだそうとしている野心作である。構成として…続きを読む
まさに鬼才、そして奇才。もう、それだけで十分です。
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