アメリカ―の大スターMが殺害された、あなたの正義はどこにありますか?

一人の人間の死を各国の登場人物から見る群像劇です。

世界的に有名なスターの死に、各国の人間が様々な考えを浮かべ、その真相へと近づいていきます。

印象に残ったのは、やはり日本。

リアリティのある描写に、人を愛すること、思い出、生きることとは何かと考えさせられました。

アクション映画のように、爽快感はありません。

ですが、作家を目指す者としては人の深層心理を言葉にできる武器が必要です。

筆者のように、多くの人間の気持ちを考えられるよう、これからも追及していかねばならない方には非常におすすめです。

戦争は悪だ、その一言で済ませられない長編大作です。

是非、じっくりと紐解くことをお勧めします。

次の物語にも期待して、星3つ送らせて頂きます。

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