世界中の人々を透明な弾丸が貫く

二つの国家を血で隔てるブラッド・ライン。
そこで死体として発見された男は世界に名立たる大スターだった。

人々の生活はそこで切り取られる。そして、続いていく。




命の繋がり、連なりが誤魔化されることなく綴られ、一文字一文字が身体へ浸透していきます。

大切に読みたい、真摯に向き合いたい、しばらく浸りたい。


良い、本当に良い読後感を与えてくれる作品でした。

その他のおすすめレビュー

有野実弥さんの他のおすすめレビュー22