最後の纏まりが素晴らしかったです。途中から夢中で読みました。ここまでバラバラだった日常が一つになっていく素晴らしい結末で、よく練られたストーリーだと素直に関心(そして少しの嫉妬)しました。是非、最後までゆっくりと読みたい素晴らしい物語でした。
最後の一瞬を作り出すために、物語の全てが計算しつくされている所が見事というほかなかった。最後にMが作った世界平和は、フィクションだからこそ成り立つものであり、現実はもっと残酷だ。そんなリアリティを痛…続きを読む
紛争地帯の戦争をテーマにした本格的社会派小説。というよりかはもっと読みやすく、もっと考えさせられる作品。
本作は、中東に位置する架空の国家を主な舞台とする、戦争を題材にした作品です。ふたつの国家が血で血を洗う闘争を繰り広げ、屍山血河によって設けられた国境であるから「ブラッドライン」。その国境付近で起…続きを読む
『アラルスタン』と『ラザン』という架空の国の間に引かれた国境線『ブラッドライン』――長い間、戦争を続ける二つの国から徐々に波紋を広げるように伝播されていく群像劇が、この物語だ。『ブラッドライン』…続きを読む
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