ニュースな女へ復讐を

ＴＶを見ていたら、そこには高校時代に主人公をイジメた女が成功者として取材を受けていた。

当時の仕打ちを思い返し、憎しみの炎が燃え上がる主人公。
復讐を考えた彼女が思いついた方法とはなんと――

あなたはこのオチを予想できるか？

　悪意を抱き続ける弥生の復讐劇は、小さな抵抗から始まるのかもしれない！？

　在宅勤務を続ける弥生が画面越しに睨み付ける相手とは、あの頃のスクールカーストの頂点、夜梨香の姿だった……。
　あの頃の仕打ちを思い出せば、腸が煮えくりかえるのは当然。ふと復讐を考えた弥生が仕返す手口とは思いがけないもの……。

　作者様が魅せるサスペンス劇場は、短編ながら旨くまとまりを見せ、読者を見事に惹き込みます。
　ラストには……海辺の断崖絶壁は出てきませんが、見る人に寄っては色んな表情を作ることに。
　先ずは皆様、ご一読ください。予想外のオチを見るはずです……。

オチに笑いました。ささやかな復讐がいいです。

会ってしまった、憎きあの女に。
いや、正確には会ったわけではない。
が、この強烈な嫌悪感は何？
彼女をテレビ画面で見ただけなのに。

そんな彼女に復習を誓う話。
主人公は知っている。彼女の素性や悪行を。
さて、一体どんな手段に出るのか！？
「えっ、お母さん、もしかしてもともと……（うぐぐぐぐ）」

もの凄くどろどろしたお話なのかと思って固唾を飲みました。
でもストーリーは思わぬ展開へ…。

単純に解釈することも可能でしたが、あえて考えすぎてみたところ、
これは作者様からのとある組織に対しての強烈なメッセージが含まれているのではないかと思われます。

さらっと読むもよし、メッセージを深堀するもよし、な作品だと思いました！

このタイトルからイメージを膨らませると異なる展開に……
ツッコミたくなります（笑）
だまされた（る）と思ってぜひご一読を！

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