足の浮くような小説

何が冗談なのか、
どれが事実なのか、
カンガルーはいるのか、
わたしは何者なのか、
これまで信じてきた歴史は正しいのか、
今は何時なのか、
ここは何処なのか……。


「歯の浮くような台詞」という言葉があるでしょう?
ここには、読んでいる間に足が浮いてくるほど壮大で、緻密で、混沌とした物語がありますよ。
お酒でも飲みながら一緒に宇宙へ浮かび上がりましょう。
そして仲良く巻き込まれていきましょうね。

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