概要
誰でもいい。この国を救ってほしい。
出雲国は隣国、高志からの圧政に苦しんでいた。生み出す恵みを全て奪い去る様は、獲物を丸飲みするオロチそのもの。出雲の民たちは、このオロチを退治してくれる者が現れることを切に願っていた。村娘のナホはその思いを、心を寄せる高志のハヤヒコに託そうとしていたが、ある転機が訪れてしまう。国か、愛しい人か、選択を迫られたナホは一つの答えに行きついた。
ヤマタノオロチ伝説を別の視点から考えてみたものです。
ヤマタノオロチ伝説を別の視点から考えてみたものです。
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